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韓国をルーツとするBaku(Vo)と、トラックメイカーのSHINTAとトップライナーのyaccoで成るプロデュースデュオ・tee teaによる、3人組プロジェクト。今作が初めてCDでもリリースされるEPで、朝焼けから深夜までの景色の移ろいを6曲で描いたコンセプチュアルな意欲作となっている。様々なビートメイクに果敢に挑みながら、《ボロボロの服 ボロボロの靴/口座の貯金も底をついてますけど》(“PRIDE”)などと今この国で暮らす人たちが抱えている心の豊かさ/貧しさ、または孤独について問うてみたり、近未来的な世界観の音の中でノスタルジックな匂いを立ち上がらせることに成功していたり、DURDNの表現の深さを証明する一枚。台湾出身アーティストを招いた“Pretense feat. 李浩瑋 Howard Lee”は、日本語を英語のように発音した歌もシンプルでグッドなリフレインも心の琴線に触れてくる、まさに「名曲」と呼びたくなる仕上がりだ。5月はソウル・香港・台北を回り、6月には国内ツアーが開催される。(矢島由佳子)(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年6月号より抜粋)
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