オープニングのアフロ・パーカッションに瑞々しいブラジル風ギターが重なり、そして沖縄系シンガー=キャロラインの穏やかながら芯の強い歌が泳ぐ。ブラジル風ソングライティングに接近し始めてからマイス・パレードの楽曲は独特のサウダーヂも吸収していたが、今回はより無国籍なミクスチャーぶりを増していて、アッパーに弾けるエネルギーが生まれている。嗚呼、やはり6月のTAICOCLUBには行っておくべきだった。アルバム終盤では、相変わらず交流が盛んなクラムボンの参加曲も収められている。(小池宏和)
レモンヘッズのカバーまで!
マイス・パレード『ホワット・イット・ミーンズ・トゥ・ビー・レフト・ハンデッド』
2010年09月15日発売
2010年09月15日発売
ALBUM
オープニングのアフロ・パーカッションに瑞々しいブラジル風ギターが重なり、そして沖縄系シンガー=キャロラインの穏やかながら芯の強い歌が泳ぐ。ブラジル風ソングライティングに接近し始めてからマイス・パレードの楽曲は独特のサウダーヂも吸収していたが、今回はより無国籍なミクスチャーぶりを増していて、アッパーに弾けるエネルギーが生まれている。嗚呼、やはり6月のTAICOCLUBには行っておくべきだった。アルバム終盤では、相変わらず交流が盛んなクラムボンの参加曲も収められている。(小池宏和)