ロックスターが示した新たな道標

フルカワユタカ『emotion』
2013年11月13日発売
ALBUM
フルカワユタカ emotion
昨年4月のDOPING PANDA解散ライヴから約1年と半年。ついにフルカワユタカのソロ・ファーストアルバム『emotion』が完成した。きらびやかなグルーヴが心地よく身体に入ってくるファンクなダンス・チューン “Beast”や“punish me,hold me”“give me your love”、独特な言い回しと聴けば聴くほどクセになるメロウなフレーズがたまらない“ボクは、少しズルくなる”“farewell”等々、ドーパンの一端を表していたダンスロックやギターロックを彷彿とさせる「らしさ」もありつつ、多角的な日本語詞で綴られる《君》に向けられたラブソング10曲が並ぶ(ぜひ歌詞もじっくりと聴き込んでほしい!)。自分の信じる道を新しい形で歩み始めたフルカワユタカを支えるのは、ソロになってからのライヴを共に行ってきた新井弘毅(G/serial TV drama)、村田シゲ(B/□□□、CUBISMO GRAFICO FIVE)、カディオ(Dr/QUATTRO)の3人。年明けのリリースツアーで、あの愛すべきビッグマウスをもって彼自身がこのアルバムを称賛したときには、心からの拍手とこの一言で応えたい。待ってました!(石井彩子)
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