1991年に全米を回るスタイルでスタート、現在では毎夏シカゴでの開催がメディアを賑わせるロラパルーザ・フェス。もともとジェーンズ・アディクションの解散ツアーとしてペリー・ファレルが発起人となって開始し、90年代のオルタナティヴ・ロック・カルチャーを支え、オルタナティヴ・ロック勢が集うフェスの草分けと言うべき存在として根付いた全米屈指のフェスティヴァルだ。90年代においては、初回ヘッドライナーであったナイン・インチ・ネイルズを皮切りにレッド・ホット・チリ・ペッパーズやパール・ジャムなどが伝説のパフォーマンスを繰り広げてきた。97年に一度終了した後2003年に復活してからは、新人、ヴェテランから再結成組までがジャンルを超えて集結する00年代ならではのフェスとして成功を収めてきた。他のアメリカの巨大フェスではそれぞれEDM勢などが大胆にブッキングされたり、意外なラインナップが投入されることで話題を集めたりするなか、都市型フェスならではの立地性やクラシックなラインナップで硬派なフェスとして根強い支持を獲得しているのがロラパルーザだと言えるだろう。今年はポール・マッカートニー、メタリカ、フローレンス+ザ・マシーンの3組をヘッドライナーに据え、キャリアも趣向も異なる出演陣が顔を揃える。そして本特集ページでは、Red Bull TV (http://www.redbull.tv/) のコンテンツ提供により、現地からのライヴストリーミングを国内独占でお届けする。以下、ストリーミング予定のアーティスト見どころを片手に、今年のロラパルーザを楽しんで下さい。(羽鳥麻美)
Lollapalooza2015ライヴストリーミング
Alt-J
“Every Other Freckle” (Radio 1's Big Weekend 2015)
Alt-J
今年1月の初単独来日公演も記憶に新しいアルト・ジェイが、南米ロラパルーザに続きシカゴに登場。英O2アリーナや米マディソン・スクエア・ガーデンでのヘッドライナー公演を経て、さらに大きく成長した彼らのパフォーマンスに期待が募る。
Alabama Shakes
“Don't Wanna Fight”(T in the Park 2015)
Alabama Shakes
暴風雨で出演中止となった2012年以来3年ぶり、満を持してのロラパルーザ出演となるアラバマ・シェイクス。新作『サウンド&カラー』がインディでのリリースながら全米1位を獲得するなど、いよいよ若手実力派としての評価も高まる彼らのステージは必見。
Metallica
“Lords Of Summer” (MetOnTour - Milan, Italy - Sonisphere - 2015)
Metallica
恒例のサマー・ツアーに先駆けて今年も各地のフェスを賑わせているメタリカだが、ロラパルーザへの出演は1996年以来なんと19年ぶり。記念すべき今回のステージでは2時間のロング・セットが予定されている。新たな伝説の誕生を目撃せよ!
Of Monsters And Men
“Crystals” (Live on the Honda Stage at the iHeartRadio Theater LA)
Of Monsters And Men
新作『ビニース・ザ・スキン』を引っ提げ、先日のFUJI ROCK FESTIVAL’15でも堂々たるパフォーマンスで最終日レッドマーキーのトリを飾ったオブ・モンスターズ・アンド・メンが満を持してロラパルーザに登場。フジの余韻に浸りたい方も見逃した方も要チェック!
Red Bull TVでLollapalooza 2015をさらに楽しむ
●Red Bull TVとは?
オーストリアを拠点とするエナジードリンク・メーカー、レッドブルが世界各地で展開する音楽/アート/スポーツなどのイベントをオンライン放送するテレビ局「Red Bull TV」。そのキュレーションは、フライング・ロータス、ハドソン・モホーク、ニーナ・クラヴィッツ、アロー・ブラックらを輩出した音楽ワークショップ&フェスティヴァル「Red Bull Music Academy」や世界各地に設立されたレコーディング・スタジオ「Red Bull Studios」の運営でも知られる同ブランドならではのもの。注目の新人アーティストたちのセッション/インタヴュー映像はもちろん、ニューヨークを舞台に名曲の数々を形作ってきたビートの裏側を探る「beat:repeat NYC」や2組のバンドがルート66を旅する模様を追う「Rock the Route」といったシリーズ番組、DJスキルが学べる映像教材「Skratch School」、バウアーやスクリレックスらをフィーチャーした短編ドキュメンタリーなど、音楽ファンには見逃せないコンテンツが目白押しとなっている。
また近年では音楽フェスティヴァルのライヴストリーミングも多数行われており、2015年には6月にテネシー州マンチェスターで開催されたボナルー・フェスティヴァル、7月31日よりイリノイ州シカゴで開催されるロラパルーザ、10月にテキサス州オースティンで開催されるオースティン・シティ・リミッツ・フェスティヴァルの3つの独占配信が実施される。
音楽の分野以外でも、エアレースやBMX、スノーボード、F1ほか同ブランドがサポートする競技大会の模様をはじめ、アスリートやアーティストの素顔に迫るドキュメンタリーやプロサーファーのグダスカス兄弟が各国を巡る映像レポート「Down Days」シリーズなど、躍動的なブランドイメージを体現するボーダーレスで多彩なコンテンツを多数展開。飲料メーカーの枠にとどまらないライフスタイルの発信源として、2010年のスタート以来、各方面から注目を集め続けている。
●選べる視聴方法
Red Bull TVではウェブサイト(http://www.redbull.tv)、専用アプリ(iOS、Android、Amazon Kindle Fire、Xbox360など)を利用して、好きなデバイスでいつでもどこでも臨場感溢れる映像を体験できる。Apple TVやSamsung Smart TV、Chromecastなどの機器にも対応しているので、音楽ライヴからスポーツ中継、ドキュメンタリーまで、ハイクオリティな映像を大画面で楽しむこともできる。
●ストリーミング後も楽しめる
さらにRed Bull TVの魅力のひとつとなっているのは、ライヴストリーミング期間終了後にも各種イベントの映像をオンデマンドで視聴できること。現在、6月に行われたボナルー・フェスティヴァル2015についてもロバート・プラントやマムフォード・アンド・サンズ、スプーン、カリブーほか出演アクトのパフォーマンス映像、インタヴュー映像などが無料でアーカイヴ公開されている。
提供:レッドブル・ジャパン
企画・制作:RO69編集部
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