『ROCKIN'ON JAPAN』10月号（8月30日発売）には、星野源のロングインタビューを掲載。
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌としてOA中の新曲“アイデア”は、まさに星野源の音楽的探究心がふんだんに盛り込まれた楽曲だ。
この曲に至るまで──2017年の活動の裏側で抱えていた心境から、“ドラえもん”を経て新曲“アイデア”を生み出すまでの軌跡を、星野源はじっくりと語ってくれた。

以下、ロングインタビューより発言の一部をお届けする。

インタビュー＝小栁大輔　撮影＝藤原江理奈

僕が『YELLOW DANCER』以降育ててきた自分を1番で表現する。そして、さらにそれと同時に実は育んでた、ひとりでいる時の陰の自分を2番で表現するんだとしたら、全く違う音像にすることができるんじゃないかと。そういうふうにしたら、今の自分にも嘘をついてないし、“アイデア”っていう曲の可能性みたいなものを、もっともっと広げられるんじゃないかなって。

「これじゃない」って感じた時に、お腹の下のあたりが、胃の下のあたりがまず反応するっていうか。それって「このままじゃいけない」っていうサインなんですよ、それを無視すると後悔することが多いんで。胃のあたりがピコンピコーンてなってるんで、ウルトラマンみたいに（笑）。

すごく自分の歌になったなと思いました。久しぶりに自分の歌を書いた感覚になりました。去年から今、そしてこれからっていう、いろんな自分をバアッて転写した歌っていうか。期せずして。

歌と生っていうのが同じであるっていう発想は詩的なんだけど、なるべくアートな要素はなしで、心に真っすぐ届くように。答え合わせみたいな、1番と2番はこういうことなんだって伝えたいなっていうので、こんな歌詞になりました。

続きは2018年8月30日（木）発売の『ROCKIN’ON JAPAN』10月号で！

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