【RO JACK優勝アーティスト特集】平均20歳の新星・ファジーデイズが、まっすぐに届ける「歪んだ愛」とは──等身大の今に迫るインタビュー!

●“たらればの話” レビュー

【RO JACK優勝アーティスト特集】平均20歳の新星・ファジーデイズが、まっすぐに届ける「歪んだ愛」とは──等身大の今に迫るインタビュー!
ポジティブな感情を推進力に。いざシーンの最前線へ!

インタビューでメンバーが口々に「楽しく」と連呼していたのが印象的だ。結成から2年足らずで「RO JACK」優勝を果たし、オープニングアクトとしてCDJ出演も経験。経験値をガンガン増やし絶賛レベルアップ中なのだから、そりゃあ楽しいでしょう。その実感が音から溢れてくるのが、新曲“たらればの話”。

本人たち曰くバンドの新たなフェーズを告げる1曲とのことで、確かにこれまでと比べると音の質感がひと味違う。モータウン系の軽やかなビートに、歪みを効かせつつも鋭い要素はほとんど感じさせないギターとベース。少なくとも音に関してはどこを切り取ってもポップである。ポピュラー、ポップスという表現は広義で捉えられるし、定義自体のファジーさは否めないが、「ポップな曲だな」と感じるファクターに「楽しい感じ」が含まれる人は多いのではないだろうか。この曲が至極ポップに届くのはきっと、「楽しさ」が高純度で出力されているから。

これから先、スキルも経験もどんどん積み上げるだろうし、個々のキャラクターを見ても、愛されるバンドになっていくだろう。でも、この煌めきはひょっとしたら今のタイミングでしか味わえないかもしれない。そういう得難さまで感じさせる1曲だ。(風間大洋)


ファジーデイズの特集は、発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』5月号にも掲載!
【JAPAN最新号】平均20歳の新星・ファジーデイズが、まっすぐに届ける「歪んだ愛」とは──等身大の今に迫るインタビュー!
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