ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ @ SHIBUYA-AX

ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ @ SHIBUYA-AX - ロドリーゴ・イ・ガブリエーラロドリーゴ・イ・ガブリエーラ
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ちゃんとアンケートとったりしたわけではないけど、少なくとも僕個人の周囲において、今年のフジ・ロックが終わったあと、最も「あれよかったねえ!」って話題になっていたのが、つまり「観てみたらえっれえよかった大賞」だったのが、この、メキシコ出身でアイルランドはダブリンを拠点に活動する、男女アコースティック・ギター・インスト・デュオ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラだった。

実は僕も、ホワイト・ステージの近くを通った時にすんごいファンキーな音がきこえてきて、えらい盛り上がっているオーディエンスの声がやたら響きわたっていて、ちょっとのぞきたいなあと思ったんだけど、レポートの担当上、他のステージに急がなくてはならず、涙を呑んだのだった。

というわけなので今日は楽しみにしていたんだけど、期待を一切裏切らないすばらしいライブだった。いや、違う。「すばらしい」というよりも、「楽しい」とか「感動した」とかいうよりも、とにかく「おもしろい!」という言い方がいちばんぴったりくる、そんなステージだった。

ステージ上には左右にスピーカーと、モニターと、床に置かれた照明と、後方に演奏する二人を横や正面下方から映すスクリーンと、ライザー(平たい台ね)の上のイスにかけたロドリーゴ&ガブリエーラの二人、以上、それだけ。でもって、頭っからアンコールの最後まで、もうフロアを熱狂させるさせる。なんていうんでしょう。アコースティック・ギター2本のインストなのに、フロアにイスいらない感じ。明らかにオールスタンディングがふさわしい感じ。
観たことの、あるいは聴いたことのある方はご存知だと思うが、この2人のギターはパーカッションとしても機能していて、弾きながらボディを叩きまくって、もしくははじきまくってリズムを作りながら曲を進めていく。というのは、クラシック・ギター界隈ではそんなに珍しいテクニックではないが、他の人たちが太極拳ぐらいの叩き方だとしたら、この2人の場合は北斗百裂拳レベル。特にガブリエーラの叩きっぷりがすさまじい。もう、ラテン・ハウスの粋に達している。

さらに、元々メタルをやっていた人たちならではなのか、速弾きをくり出したりディープ・パープルのあの曲やガンズのあの曲のさわりを弾いて盛り上げたり、“天国への階段”の超絶カヴァーをくり出したり(これはCDにも入っていますね)、1本のライブの中においての抑揚がすごい。ソールドアウトで超満員のAX、大満足。ジェットコースターのような1時間40分だった。この「ギター1本あればことたりる感じ」、いや、2人だから2本か、とにかく、打ち込みもサポートも何にも使わず、二人の肉体だけで、裸一貫で勝負して大勝ちしている感じは、ほんとすばらしいと思う。今、目の前に生命力が! と思った。

余談1:MCでガブリエーラが、「このギターはヤマハの方に、作ってもらいました。トクチュウです」と言っていた(日本語で言うとこがまたいい)。確かにギターメーカー的には、「今最もうちのギターを弾いてほしい」人たちだと思う。でも、ボディが割れるまで叩くとも思う。ドラムでいうスティックとしての、つまり消耗品としてのギター。どんなユニットだ。

余談2:このユニットの代表曲で、今日のライブでも後半のハイライトでプレイされて死ぬほど盛り上がった“TAMACUN”、なんかサザンオールスターズの“愛の言霊”に似てる。(兵庫慎司)

1.OKIO TOKIO
2.IXTAPA
3.SATORI
4.ORION
5.FOC
(JUAN LOCO INTRO)
6.JUAN LOCO
7.DIABLO ROJO
8.STAIRWAY TO HEAVEN
9.TAMACUN
10.GABRIELA SOLO

アンコール
11.VIKING MAN
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