『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
今年で3回目になるRIP SLYMEプレゼンツのイベント『真夏のWOW』。コーストのステージが「ARENA」、外のプールのところのDJブースが「WATER」、その隣の芝生のエリアのDJブースが「PARK」、の3ヵ所で13:30オープン、ARENAのトリのRIP SLYMEが終わったのが20:40過ぎでした。なお、この模様は全国の劇場でライヴビューイングされていました。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト
「ARENA」にはBILLIE IDLE(オープニングアクト)、Shiggy Jr.、在日ファンク、鎮座DOPENESS&DOPING BAND、TEAM G-SHOCK(このイベントをサポートしているG-SHOCKプレゼンツのパフォーマンスタイム。タップダンサー、ヒューマンビートボックスの人、アクロバティックなリフティングを見せる人、ものすごい音でベースを弾くKenKen、あとBMX曲乗りの人が登場)、MAN WITH A MISSION、そしてRIP SLYMEが出演。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - BILLIE IDLEBILLIE IDLE
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - BILLIE IDLEBILLIE IDLE

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - TEAM G-SHOCK TOKURA SUPER SESSIONTEAM G-SHOCK TOKURA SUPER SESSION
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - TEAM G-SHOCK TOKURA SUPER SESSIONTEAM G-SHOCK TOKURA SUPER SESSION

「WATER」には、DJ KYOKO、HABANERO POSSE、ROGER YAMAHA、DJ SOMA、tofubeats、SEX山口が出演。「PARK」ではDJ NON、BACK TO SCHOOL、バクバクドキン、ZEN-LA-ROCK、再びBACK TO SCHOOL、そして再びDJ NONがプレイ。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - Shiggy Jr.Shiggy Jr.
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - Shiggy Jr.Shiggy Jr.

・Shiggy Jr.
最近リップと親交が深いShiggy Jr.、そのことがファンにも浸透しているようで、池田智子(Vo)が何度も口にする「今日初めての方も多いと思うんですけど」という言葉にはそぐわないホームな雰囲気の中で、バンドのパフォーマンスの温度、どんどん上がる。「タオル持ってますか?」と呼びかけたところ、フロア中でリップのタオルがグルグル回る。とてもいい光景でした。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - 在日ファンク在日ファンク
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - 在日ファンク在日ファンク

・在日ファンク
在日ファンク、フロアは満員なれど、お客さんはみんな「盛り上がる」というより「おもしろいものを楽しむ」みたいな雰囲気で、間奏のハマケンのダンスには歓声があがるも、歌っている時はおとなしくじっと観ている感じ。それに対してハマケン、「みんな楽しんでね、死ぬかもしれないんだから! 最後の夏かもしれないんだから」などと縁起でもないことを言ったりしてフロアを巻き込み、ラストの“ぜいたく”ではフロア中横揺れ&コブシ突き上がり状態に。見事。なお、曲の最後でいろいろシャウトしてましたが、どさくさまぎれ気味に「戦争反対!」とも叫んでいたようにきこえました。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - 鎮座DOPENESS & DOPING BAND鎮座DOPENESS & DOPING BAND
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - 鎮座DOPENESS & DOPING BAND鎮座DOPENESS & DOPING BAND

・鎮座DOPENESS
3曲目“ハッスル”の曲中のブレイクで「……疲れちゃった」とぼやいたり、曲終わりで「やっと目が覚めた」とつぶやいたり、曰く「“楽園ベイベー”へのトリビュート」であるお祭り囃子チューン“T.U.B.E”でフロアをさんざんアゲたと思ったら「こんな歌歌っときながら、昨日日射病にかかっちゃった」とオトしたり──つまり盛り上がりに自らちょいちょい水をさして笑いを誘いつつステージを進めていく。楽しい。FUMIYAのソロに参加した曲“JYANAI?”ではそのFUMIYAも登場、後半、DJ UPPERCUTとFUMIYAがスクラッチ・バトル。

・tofubeats
「WATER」でDJ、満員。途中からPESがブースの後ろの方にいるなあと思ったら、やはりPESフィーチャリングの“poolside”に突入、ふたりで歌いまくってさらにオーディエンス大喜び、さらに超満員に。そしてPESが去るや否やH Jungle with tの“WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~”をスピンして場の温度をさらにアゲる。さすが。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - MAN WITH A MISSIONMAN WITH A MISSION
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - MAN WITH A MISSIONMAN WITH A MISSION
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - MAN WITH A MISSIONMAN WITH A MISSION

・MAN WITH A MISSION
おなじみ白面&黒パーカーの人たちによるサウンドチェックの段階でフロア、既に本番中のような状態に。というわけで、“Seven Deadly Sins”~“Get Off of My Way”でスタートするや否や、すごい状態に。マンウィズのワンマンみたい……というにはクラウドサーフがちょい少ないが、でもすごいアガりっぷり。敬語(ですます調)と「この野郎!」を織り交ぜながらフロアをあおっていく、おなじみジャン・ケン・ジョニーのMCが火に油を注ぎ放題注いでいく。“Dive”では文字通りDJサンタモニカがフロアへ飛び込み、続く“distance”ではFUMIYAとPESが登場。FUMIYAはDJサンタモニカとスクラッチバトル、PESはソロの時の猫のかぶりもの姿でステージをウロウロしたりダンスしたり。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME

・RIP SLYME

これはセットリスト書きます。
01 FUNKASTIC
02 POPCORN NANCY ★
03 ピース
04 AH! Yeah!
05 JUMP ★
06 Good Times
07 love & hate
08 楽園ベイベー
09 Watch out!
10 熱帯夜
11 JOINT
(encore)
12 Vibeman(新曲)
13 真夏のWOW
14 Beaty Focus

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
ステージ上、FUMIAのDJブースの両脇にドラムやキーボード等の機材が設置され、バンドと一緒にやるのかな、と思ったら、出てきたメンバーがそれぞれ楽器の位置について(FUMIYAがドラム、PESがベース、SUさんはDJブース、ILMARIがギター)、音を出し始めてフロアが「?」となったところでRYO-Zが登場、「バンドでやると思ったでしょ?」。そして本来の持ち場に戻り、 “FUNKASTIC”でスタート、という始まり方でした。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
本編前半は5人で、本編後半(7曲目から)はバンドも加わってのライヴ。“熱帯夜”ではジャン・ケン・ジョニーとDJサンタモニカが登場、メンバーとダンス。
※★印の2曲は7月29日リリースのニューシングル収録曲。
アンコール1曲目の新曲“Vibeman”では、ハマケン&在日ファンクホーンズが加わり、共にプレイしました。制作中だというニューアルバムに入るようです。大ウケ。で、アンコールの後には、スクリーンで10月30日(金)千葉・市川市文化会館から始まる全20本のホールツアーを行うことを発表。シメは1月9日&10日の日本武道館2デイズ。

『真夏のWOW』@新木場スタジオコースト - RIP SLYMERIP SLYME
で。最っ高でした。掛け値なしにサマーアンセムだらけ、パーティーアンセムだらけ、このバンド(だと僕は思っている)がいかに名曲の宝庫なのかよくわかる。新しい曲たちもどれもすばらしい。
ステージング、ダラッとしながらキマるとこはピシッとキマる、自然体なのにかっこいい、どの瞬間もどのアングルから見てもいちいち絵になる、そして、どの曲もどの瞬間もおそろしく楽しい。とりあえずリップのライヴを観ている間だけは、イヤなこと全部忘れられるあの感じを思い出した、観ていて。
女子ならキャーとか言いたくなるかわいい悪ガキキャラを全員がキープしている、つまりフェロモンが衰えないのもすばらしい。もうキャリア長いし、いい歳だが(途中のMCでRYO-Zが自分のことを41歳だと言った時、「そうか、もうそんなか!」とちょっとびっくりした)、ステージに立った瞬間に見事に全員浮世離れするというか、そういう個々の生活感が消えて「リップのメンバー」というキャラにしか見えなくなる。この感じ、ちょっと奇跡的だとすら思う。
特にSUさん。私、この人もともと大好きなんだけど、若い頃の高田純次から過剰さを引いたような今のSUさんの佇まい、男の歳のとり方として理想的だと思う。憧れます。俺より全然若いけど。

RIP SLYME、今年夏フェスとか全然出ないし、年末から年明けにかけてツアーやるってことは、夏までにレコーディングを完了させてツアー前にアルバムを出す可能性が高い、ということですよね。大変に、楽しみです。(兵庫慎司)
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