サンスター オーラツー presents J-WAVE LIVE 2000+9(1日目) @ 国立代々木競技場第一体育館

サンスター オーラツー presents J-WAVE LIVE 2000+9(1日目) @ 国立代々木競技場第一体育館 - flumpoolflumpool
サンスター オーラツー presents J-WAVE LIVE 2000+9(1日目) @ 国立代々木競技場第一体育館 - RIP SLYMERIP SLYME
サンスター オーラツー presents J-WAVE LIVE 2000+9(1日目) @ 国立代々木競技場第一体育館 - ユニコーンユニコーン
ROCK IN JAPAN FESTIVALやサマーソニックと同じく2000年から始まったJ-WAVE「真夏の屋内フェス」的イベントも今年で10周年! ということで、『サンスター オーラツー presents J-WAVE LIVE 2000+9』3日間のうちの今日は1日目。ジャンルもキャリアも多種多様ながらシーンにおける存在感はピカイチ!なアーティストが毎年勢揃いする同イベント、この日も倖田來未/JUJU/スキマスイッチ/flumpool/BoA/ユニコーン/RIP SLYME、という豪華な顔ぶれが実現。ちなみに、上記の順番はあくまで50音順であって、出演順は蓋を開けてみるまで……というか、各アクトの最初に巨大ビジョンで「NEXT ARTIST IS...」と表示されるまでわからない、という仕組みだ。

14:30開場/15:30開演ということなので、15:00ちょっと過ぎに代々木体育館に着く。と、メイン・ゲートから渋谷方向に長ーい列が。「え? とっくに開場してるのにこんなに入場待ちの列が?」と思ってよく見たら、最後尾のスタッフのプラカードには「ユニコーン グッズ最後尾」の文字。さすがユニコーン、という他はない。以下、出演順とともに速報です。

■flumpool
トップバッターはルーキー、flumpool。「楽しむ準備はいいですか!」「初めての人も一緒に!」と山村隆太は1曲ごとに会場に呼びかけつつ、“MW”“花になれ”と必殺曲を歌い上げていく。10月には武道館2Daysの大舞台が控えているflumpoolにとっては、アウェイ戦であるこの日のアクトもその前哨戦的な意味合いを含んでいたかもしれない。ともあれ、「flumpoolは全部の元気をここに置いてくから!」と、最後の“Over the rain〜ひかりの橋〜”まで、汗だくの山村はじめ4人は終始アグレッシブだった。

■BoA
続いてはお馴染みの歌姫BoA……なのだが、「私は現在、アメリカで活動してまして……」と本人がMCで語った通り、今やアメリカ・デビューも果たし、すっかりUS仕様のバキバキでハイブロウな辛口テイストに生まれ変わった彼女の歌とダンスに、オーディエンスは「興奮する」とか「ノりまくる」とかよりは圧倒されているという空気のほうが強かった。男だったら「精悍」と呼びたいくらいにすっかり締まった顔つきが、妙にミステリアスな色気を醸し出していて、「BoA・ニュータイプ」を強く印象づけていた。

■JUJU
「今年ユニコーン観るのこれで4回目♪」と浮かれながらよくよく数えたら、自分はJUJUのステージもワンマン含め今年4回目だった。とにかくこの人、地声もファルセットも奇跡的なくらいに歌が伸びまくる。「お盆だから、タクシーで来る途中道が空きすぎてて。『(会場に)人いなかったらどうしよう?』と思ってたんですけど」と弱気なMCとは一転、“素直になれたら”“やさしさで溢れるように”やJAY'EDを招いての“明日がくるなら”など5曲を、ストリングスまで擁した分厚いバンド・サウンドを凌駕する声量で披露。客「かわいい!」JUJU「そうでもないよ!」という恒例(?)の個別コール&レスポンスも含め最高。

■スキマスイッチ
前半戦ラストはスキマスイッチ。パーカッションまで擁した5人編成のサポート・メンバーとともに、のっけから“ガラナ”で飛ばす! 「いっぱい入ってますね」と11,000人ソールド・アウトの会場を2人して見渡しつつ、真摯なバラード“奏”でオーディエンスの心を鷲みにしたり、“全力少年”で代々木体育館一丸となってのクラップの嵐を巻き起こしたり、「がんばれ! がんばれ!」と最後の“虹のレシピ”で合唱を煽ったり、とエネルギーあふれまくりのステージを展開していた。

■倖田來未
客電が落ちたフロアに、いきなり“Lick me”のパワフルなボーカルが響く! ピンクのワンピースに身を包んだ倖田來未、男4女3のダンサーを従えてステージ狭しとぶいぶい踊り歌う! そして、中盤の“It's all love”ではmisonoまで登場! それにしても、「スペシャル・ゲスト!」といって自分の妹を呼び込んでは「睡眠不足はお肌の大敵よ! 口の周りニキビできてるもん!」と普通の会話をしてる図は実に不思議だ。その一方で、misonoとの姉妹掛け合いライム合戦がえらくスリリングでカッコいいのも、なんだか不思議だ。何より倖田來未自身、もはや「貫禄の」と言いたいくらいの存在感に満ちていた。

■RIP SLYME
この日はツアーやロック・イン・ジャパンの時とは違いバンドなし、FUMIYAのDJ主体のスタイルで登場。それでも、リップがオン・ステージしただけでフロアは割れんばかりの歓声に包まれるし、“Good Day(adidas Remix)”“GALAXY”で歓喜炸裂の熱気が巨大な会場に広がっていく。「主にターンテーブルを使って、ヒップホップ的なニュアンスで、がつがつダンス・ミュージックをやる5人組、RIP SLYMEです!」とか言いつつ、「これ終わったらしばらくライブお休みなので、燃え尽きちゃおうと思うんですけど、いいですか!」と煽りまくるRYO-Z。“楽園ベイベー”ではPESがILMARIにベロチューを迫ったり、最後の“JOINT”の前にRYO-Z「つながっちゃってもいいですか! タオルは持ってますか? 持ってなかったら扇子でもいいんで回して……」SU「隣りの友達でもいいんで」RYO-Z「お母さんでも何でも回しちゃってください!」と適当なこと言ったりやりたい放題ながら、結局は極限までアゲ倒すリップなのだった。

■ユニコーン
転換中のバックステージ・インタビュー中継映像でも「5人揃いのツナギはRIP SLYMEを意識して。仲良さそうだなと思って(笑)」という民生の言葉でフロアを沸かせていたユニコーン、強力セットリストで1曲1曲じっくりがっつり高揚の果てへ11,000人を誘っていく。まだまだ夏フェス・ロード真っ最中のユニ様たちなので曲名は書かないが、スクエアなビートとテッシーのラウドなリフが印象的なあの曲や、ディープ・パープルばりのギター&オルガン掛け合いの聴ける『シャンブル』のあの曲や、川西さんがとても50歳目前とは思えない爆走リズムを叩き出すあの曲……など、とにかく「聴けてよかった!」な曲だらけ。一度退場したものの、アンコールで再び5人が登場。「すいません、初めて出るのにアンコールまでもらっちゃって……大丈夫ですかね、業界的に?」と悪戯っぽく言う民生。「まだ1日目で、明日も明後日もあるみたいですけど。明日も明後日も素晴らしい……いや、わからないですけど(笑)」というMCに導かれての最後の曲はもちろん「あの曲」! 1日目は最高のフィナーレを迎えた。果たして明日以降はどんなドラマが待っているのか?……といったところで、2日目担当にバトンタッチ!(高橋智樹)
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