ザ・ローリング・ストーンズ、最大の分岐点『ブラック・アンド・ブルー』――半世紀の時を経て、その真実に迫る! キースが76年に胸のうちを明かした決定版インタビュー

ザ・ローリング・ストーンズ、最大の分岐点『ブラック・アンド・ブルー』――半世紀の時を経て、その真実に迫る! キースが76年に胸のうちを明かした決定版インタビュー

現在発売中のロッキング・オン2月号では、ザ・ローリング・ストーンズ:キース・リチャーズのインタビューを掲載。
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「今のこのバンドなら、これまでのどの時代のローリング・ストーンズよりも、もっと色んなことがやれる」



●ロン・ウッドはバンドをより人間らしくしてくれたようですね……。

「ブライアンと同じだよ。俺たちの求めてたような化学反応をもたらしてくれる。ブライアンより更にしっくり来るようなね。ミック・テイラーは基本的に壁を作る奴なんだ。俺はあいつが好きだし、ギタリストとしてもグレイトだと思うけど、あいつはギタリストが1人しかいないバンドでやるべきプレイヤーなんだよ。ウッディはツインギタリストのバンドにうってつけの人材なんだ、ただこれまでそういうチャンスに恵まれたことがなかっただけでね。ウッディの強みは、俺と同じように、違うタイプのギタリストと一緒にプレイした時にこそ発揮されるんだ。勿体付けた名演奏家のくだらない拘りなんて微塵もない。その効果が徐々に顕れてきてるわけさ」

●ギタリストの交代は大した問題ではなかったということですか?

「いや、と言うよりも実のところどれだけ多くのローリング・ストーンズのアルバムが、ギタリスト1人だけで作られてきたかって話だよ。ブライアンは凋落を始めてからはレコードじゃ殆ど弾いちゃいなかったんだからな。ローリング・ストーンズのレコードを他のギタリスト抜きで作ることは、俺にとっちゃ別に大したことじゃないんだ。俺はどういうパートをプレイすべきかは分かってても、それを誰がプレイすべきかは分かってなかった。ウッディが来るまではな。その点、今は完璧だよ。ウッディがバンドに入ってから、リハーサルで完成させた曲が幾つかあるんだけど、どれも凄く可能性を感じさせてくれるんだ。しかもこれで俺たちは3人目のソングライターを手に入れたってわけさ。ウッディも曲を書けるんだ。大体ミックと俺はハナから、何もかもを自分たちだけでやりたいなんて思っちゃいなかったんだからな。俺たちはこれまでずっと、その役目を強制的に背負わされてきたんだよ、バンドの中に他に取り立てて腕のいいライターがいなかったからさ。俺としては、『ブラック・アンド・ブルー』がこの先の俺たちの進軍の最初の一歩であることを願うよ、単に特別デキのいい、優れたアルバムの一枚じゃなくてね。こういうのは予測が難しいんだよ、一般大衆がアルバムを聴き込んでくれるまでには相当な時間がかかるから。『ブラック・アンド〜』に良くないレビューを書いた奴らは、『メイン・ストリートのならず者』を名作だと持ち上げてたが、そいつらは3年前に、同じアルバムを聴くに堪えないって書いてやがったんだぜ」
(以下、本誌記事へ続く)



ザ・ローリング・ストーンズの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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