初来日決定! 新世代シューゲイザーの彗星:ウィスプがデビュー作『イフ・ノット・ウィンター』でさらけ出した美学と生身の感情とは

初来日決定! 新世代シューゲイザーの彗星:ウィスプがデビュー作『イフ・ノット・ウィンター』でさらけ出した美学と生身の感情とは

現在発売中のロッキング・オン2月号では、ウィスプのインタビューを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。


「正直に言えば、最近は自分では単純に“オルタナティブロック”と読んでいる。それは、特定のサブジャンルや“箱”の中に自分を押し込めたくないっていう、それだけ」


●本作を作っている時は、リスナーに向けて、どんな雰囲気を作りたいと思っていたのでしょうか?

「それは時と場合による。ビジュアルの世界やライブセット、音楽が生み出す響きと、いろいろな要素がある。聴いた人が包まれている雰囲気がどんなものにしても、それを解釈するやり方もさまざま。だから正直に言えば、雰囲気って、あらゆる要素が混ざり合ってできるものだと思おう。それに、私の場合は音楽と同じくらいビジュアルを重視している。この2つを結びつけて、みんなを私のファンタジーの世界に連れて行きたいと思っているくらいだから。そうやって、『私の頭の中で鳴っているのはこんな音だよ』『アルバムに出てくるキャラクターはこんな姿をしているよ』というのを見せられたらと思う。この世界は夢のようでもあるし、霧や雨といった自然の要素もありつつ、あらゆる種類の不思議な生き物がすんでいる、そんなイメージ」

●あなたの音楽は「中世風」と評されることもありますが、これには納得できますか?

「ああ、それはわかる。中世的なことをやるのは本当に楽しいし、自分の創造性をさらに突き詰めて、こういう要素を次の段階へと導くこともできると思う。だから、ここにはとてもたくさんの可能性がある。このアルバムを作り終えた後も、この部分はさらに追求していくことになるだろうな」

●『イフ・ノット・ウィンター』(冬でなければ)というアルバムタイトルはどうやって決めたのですか?

「レコーディングセッションの時にスタジオに詩集を持ち込んでいて、それがサッフォーの『If Not, Winter』だったから。彼女は古代ギリシャの哲学者で詩人でもあった人。スタジオでは、ぱらぱらと詩集のページをめくるだけだったけど、彼女の生み出すイメージや、愛についての表現を目にすることで、自分の歌詞を磨き上げるのにもとても役立ったと感じている。だから、その詩集にちなんだタイトルが、このアルバムにはふさわしいと思ったわけ。それはアルバムだけではなくて、“If not winter”という名のタイトルトラックにも当てはまる。詩集を持ち込んでいたメインのセッションでできた曲だし、書き終えてみたら、今までの自分の曲の中でも一、二を争うくらい大好きなものになった。この曲は私にとって本当に大きな意味を持っていたので、アルバムもこの詩集にちなんだ名前をつけたらいいかな、と思ったわけ」
(以下、本誌記事へ続く)


ウィスプの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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