Huluで独占配信中! Dragon Ashのスタジオライブ、その見どころを徹底解説

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文=高橋智樹


ライブハウスそのものの爆演を全曲フル尺で

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収録用のカメラがあることを除けば、熱気あふれまくりのオーディエンスもステージとの距離感も含め、まさにライブハウスそのもののシチュエーションが再現されたスタジオは、いきなり1曲目からぶっ放された最新ミクスチャーロックボム“Mix it Up”で一気にクライマックス級の狂騒感へと突入! 
Kjの「やっちまおうぜ野郎ども!」のコールが観る者すべての情熱を燃え上がらせ、冒頭からフロアをクラウドサーフとモッシュで歓喜のカオスに包んだところから、さらに“Headbang”へ! KenKenの激しいヘッドバンギングが観客をヘドバンの渦に叩き込み、桜井誠/BOTS/HIROKIの描き出す加速感とATSUSHI&DRI-Vのアグレッシブなダンスが、スタジオの熱量を天井知らずに高めていく――。
実際に現場で観ていても「スタジオライブ」であることを忘れるくらいの爆発的なエネルギーは、全曲フル尺ノーカットで配信されている映像から余すところなく伝わるはずだ。

最新アルバム『MAJESTIC』モード全開のセットリスト

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前述の“Mix it Up”“Headbang”に加え、今回の収録がライブ初披露となった新作『MAJESTIC』からの楽曲を披露(どの楽曲かは実際に観て確かめてほしい)。とはいえ、魂を直撃するロックの訴求力と、眩しいくらいのメロディの包容力、研ぎ澄まされたバンドアンサンブルの覚醒感――つまり「Dragon Ash最新型」の爆演には、鳴った瞬間に高揚の頂へと導かれるような強靭な生命力が備わっている。
「全部KenKenと一緒にレコーディングした曲だけやろうと思って、『今できる新曲だけでやらしてくれ』って言って……それでも出さしてくれたスタッフに本当に感謝するし。生まれて初めて聴いた曲、そんなに楽しそうに聴いてくれて、本当に感謝します!」とライブ中にKjはオーディエンスに語りかけていたが、そんなエモーショナルなリアクションを呼んだのは他でもない、一撃必殺ならぬ「一撃必躍」な今のDragon Ashの圧倒的なポテンシャルそのものだ。

MCも含めライブの熱気を完全ノーカット配信

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スタジオライブ番組では曲間のMCなどはカットされることも少なくないが、今回の配信では前項で引用したMCも含めすべてノーカットであることも見逃せない。特に、今回の収録が行われたのが日本テレビのスタジオであったことに触れつつ、Kjが感慨深げに回想していたのが印象的だった。

「前にこのスタジオでライブやらしてもらった時(日本テレビ『LIVE MONSTER』)に、最初の打ち合わせで『絶対ダイブしないでください』『絶対モッシュしないでください』って念を押されたんだけど……もう出れなくなってもいいから、せっかくCREW(ファン)を呼んでやるのに、つまんねえライブしたくないっつって、『出禁覚悟で全部ぶっ壊してやりましょう!』って」

「で、結局その日終わったら――スタッフとかは死にそうな顔してたんだけど――観た日本テレビの人が、『ひょっとしたら、ロックバンドってこういうものなんじゃないか、これでいいんじゃないか』っつってて……すげえちっちゃいことかもしんないけど、俺はあの時に何かが変わった気がするし。それを一緒にやったのがCREWだっていうのもよかったし。こういう人ばっかじゃ音楽業界は成り立たないけど(笑)、こういうバンドがいて、そういうバカなファンがいて、っていうのがひとつぐらいあってもロックなんだし面白えなあと思います」

シーン最前線をひた走りながら「ロックの自由」「ライブハウスの自由」を掲げ、それによってロックファンと揺るぎない信頼関係を築き上げてきたDragon Ash。そんな彼らならではの不屈のファイティングスピリットが、演奏だけでなくその言葉からもリアルに滲む、必見のプログラムだと思う。

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