カニエとコモン、シカゴの若年失業者を支援するチャリティ・フェスを今年9月から開催

カニエとコモン、シカゴの若年失業者を支援するチャリティ・フェスを今年9月から開催

カニエ・ウェストとコモンは二人の地元シカゴの若者2万人分の雇用を生み出すプロジェクトに乗り出すという。

カニエとコモンが運営しているそれぞれの支援団体、ドンダズ・ハウスとコモン・グラウンズ基金はシカゴの青年支援団体シカゴ都市連盟と連携して通年の支援プログラムを運用し、そのために資金を集める音楽フェスティヴァルを毎年開催することになると音楽サイトのファクトが伝えている。今回のコラボレーションについて記者会見に応じたコモンは次のように説明している。

「ぼくたちの地元のキッズが今経験しているようなことをしなくちゃならないのは貧困のせいなんだよ。地元でイヴェントをやった時に(シカゴの)エングルウッドから来たキッズがいて、『みんなが必要なのはなんだと思う? どうすればその現状を変えられるかな?』って訊いてみたんだよ。そうしたらみんなは『収入が必要だよ。仕事さえあればね』って口々に言うんだね。みんなには機会が必要なんだ」

シカゴ都市連盟の代表のアンドレア・ゾップは「たとえば、こういう若者のために夏の間の仕事を提供するのも一つのやり方ですが、わたしたちは通年の仕事を紹介できるようにやっていくつもりです」と語っている。

資金の収入源となる今年の「AAHH!フェスト」はシカゴのハイド・パークで9月20日と21日に開催される予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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