デヴィッド・ボウイのバンド、ザ・スパイダーズ・フロム・マーズが復活

デヴィッド・ボウイのバンド、ザ・スパイダーズ・フロム・マーズが復活

デヴィッド・ボウイのプロデューサーを長く務めてきたことで知られるトニー・ヴィスコンティはかつてジギー・スターダスト時代のデヴィッドのバンドを務めたザ・スパイダーズ・フロム・マーズを復活させ、ライヴを行うことを明らかにしている。

今回の再結成はトニーとドラムのミック・ウッドマンシーを軸としたもので、トニーはベースを務め、ほかにもスパンダー・バレエのサックスのスティーヴ・ノーマンやヘヴン17のグレン・グレゴリーなどが参加し、総勢10名のユニットになるという。なお、オリジナル・メンバーのミック・ロンソンやトレヴァー・ボルダーらはすでに故人となっている。ライヴではデヴィッドの1970年の『世界を売った男』を演奏することが目的になり、ライヴは9月17日にロンドンのザ・ガレージで行われるとザ・ガーディアン紙が伝えている。

『世界を売った男』はデヴィッドのほか、ミック・ウッドマンシーとトニー、そしてミック・ロンソンとの体制での制作が固まったアルバムでミック・ウッドマンシーは次のようにアルバムについて振り返っている。

「『世界を売った男』はぼくがミック・ロンソンと初めて組んだアルバムで、しかも、ぼくたちにとって初めてまともなロンドンのスタジオで制作した作品なんだ。でも、ライヴで結局演奏されることはなかったんだよ。その後、ぼくたちが手がけていくサウンドの先駆的な作品となったし、とにかく鳴らしまくってたんだ。レコーディングには3週間かかって、それは曲を書きながらレコーディングを進めてたからなんだ」

「このアルバムでボウイはいろいろ試行錯誤をしては自身の方向性を見出そうとしてるんだよ。また、『世界を売った男』はボウイにとって初めてロックンロールに足を踏み入れた作品だったんだ。評価はすごく高かったんだけど、ツアーはやらなかったし、その後のライヴでもこの作品からの曲が取り上げられることもなかった。だから、ようやくこれらの名曲の数々をライヴでやれるというアイディアには興奮しちゃったんだよ」

その一方でトニーは「『世界を売った男』はその後のデヴィッドのキャリアの青写真となった作品なんだ。その後デヴィッドがやってきたことは文字通りすべて、なんかしらの形でこの作品まで遡ることができるんだよ」とこのアルバムについて説明している。

なお、デヴィッドは参加しないものの、今回のライヴ・イヴェントについては快諾しているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014 NME.COM



公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on