5月28日にニューアルバム『COME TOGETHER』をリリースしたThe Birthday。ギタリストとしてフジイケンジが加入してから3作目となる本作について、チバユウスケ(Vo・G)とクハラカズユキ(Dr)が『ROCKIN'ON JAPAN』でインタヴューに答えている。
「このメンバーだったらオッケーみたいな、信頼関係ができたのかもしれない」
そうチバが語るように、『COME TOGETHER』は揺るぎないバンドのグルーヴと、それを突き抜けて広がるチバのメロディが新鮮で力強いアルバムだ。現ラインナップになってレコーディングとツアーを重ねる中で、The Birthdayとしての確信が深まっている感じが、上の発言からも見て取れる。
また、“SAKURA”をはじめとして、メロディが光る楽曲が多いこともこのアルバムの特徴だが、この曲ができるにあたっては、チバとクハラのあいだでこんなやりとりがあったという。
「キュウが『素直できれいなメロディでいい』みたいなことを言ってくれて。結構それはぐっときた。『ああそうか!』って思った」(チバ)
「それをどういうふうに鳴らすのかっていうのはわかんないんだけど、せっかくいいメロディができたんなら、こっちでもやってみればいいんじゃないかって話はしたの覚えてるよ」(クハラ)
チバが「少し考え方が変わったかもしれない」と言うメロディには、これからも要注目だ。そのほか、“くそったれの世界”で歌った《I LOVE YOUは最強》の意味、そしてチバが興味を持っている宇宙やパラレルワールドの話まで、盛りだくさんのインタヴューは発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号に掲載中だ。

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