レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド、ここ1年のソロ活動を振り返る

レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド、ここ1年のソロ活動を振り返る

ここのところソロ活動にいそしんできたジョニー・グリーンウッドがレディオヘッドから離れた活動についての心境などをザ・ガーディアン紙に綴っている。

この一年でジョニーが特にいそしんできたのはオーストラリア室内管弦楽団やロンドン・コンテンポラリー・オーケストラなどといった「小規模な弦楽楽団に作品を提供すること」だが、そうしたレコーディングよりもパフォーマンスに重きを置いた作品を書くことは作曲面での見直しを迫られる経験になったとジョニーは説明している。

「ぼくは音楽が生で演奏された時のはかなさが本当に好きなんだよ。演奏は室内で行われて、それは一つ一つの演奏会でどれも永久に違うものになっているのに、演奏が終わるとそのまま消えてしまい、まるで部屋の壁に吸収されていったかのようになくなってしまうんだ。こうした演奏はレコーディングとは違って、その前のパフォーマンスやその次のパフォーマンスと必ずしも同じものになるわけでもなく、いつだってどこかおかしくなりかねないんだよね。でも、それはその部屋に居合わせた人たち全員によって共有されるものになるんだよ」

また、実際の音楽よりも音質ばかりにこだわることへの警鐘も次のように語っている。

「レディオヘッドのプロデューサーのナイジェル・ゴドリッチとある店に行ったことがあるんだ。その時ナイジェルは店の商品の値段を見て店主に『OKコンピューター』のレコーディングに使ったテープレコーダーよりも高価なCDプレーヤーでその『OKコンピューター』を聴く必要なんてあるのだろうかと訊いたんだよ。するとその店主は得意げに答えてきたんだ。『あなたはデジタルと言えば、0と1しかないと考えている手合いですね』ってね」

なお、ジョニーは自身が書いた映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』用の作品を8月と9月にロンドンとニューヨークで初めて演奏することになる。特にニューヨーク公演に関しては50人編成のワードレス・ミュージック楽団を率いて、実際の映画も上映しながらの演奏になるという。

また、ジョニーはレディオヘッドが今年の夏の終わりに次のプロジェクトについてのミーティングを行う予定だと3月に明らかにしている。
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