これまで未発表となっていたニック・ドレイクの音源が6曲オークションにかけられるという。音源を収録したテープはほとんど損傷のない最高の状態にあるといい、1969年のファースト・アルバム『ファイヴ・リーヴス・レフト』をレコーディングする前の68年に制作された音源だという。音源は2009年に他界したシンガー・ソングライターでギタリストとしても有名だったジョン・マーティンの妻で、自身も歌手のビヴァリー・マーティンが所有しているもので、ビヴァリーはこの音源は楽しさいっぱいのものになっているとジ・インディペンデント紙に次のように語っている。「ニックはまだ若くて、楽しさでいっぱいのように聴こえるし、音に軽みもあって、ギターの演奏も文句のつけようのないほど素晴らしいものになってるのよ。ストリングスをわざわざ載せていくようなことなんて実は全然必要なかったということをよくわからせてくれる音源になっているのね」なおビヴァリーは、今回テープを手放すのは健康を害していて治療費に充てるためだと明かしているが、「ほかの人たちにもこの音源を楽しんでもらうべきだと思って」とも説明している。テープはオークション会社のテッド・オーウェン・アンド・カンパニーで7月31日に出品されるが、少なくとも25万ポンド(約4400万円)の値をつけるものとみられている。テープには未発表音源のほか『ファイヴ・リーヴス・レフト』にも収録された"フルーツ・トゥリー"、"サタデイ・サン"、"チェロ・ソング"の初期ヴァージョンも含んでいるとか。なお、今年に入ってからはニックの未発表曲"Reckless Jane"もネットで公開されることになった。この曲はニックとビヴァリーのコラボレーションで、1974年にヘイスティングスにあったビヴァリーの自宅で制作されたものだったが、ニックが同年11月に抗鬱剤の過剰服用で26歳で他界する前に制作した最後の音源の一つだったと言われている。その後、"Restless Jane"は4月にリリースされたビヴァリーのアルバム『The Phoenix and the Turtle』に収録されていることが明らかになった。(c) NME.COM / IPC Media 2014
ニック・ドレイクのデビュー前の未発表音源6曲が今月オークションに
2014.07.04 17:30
これまで未発表となっていたニック・ドレイクの音源が6曲オークションにかけられるという。音源を収録したテープはほとんど損傷のない最高の状態にあるといい、1969年のファースト・アルバム『ファイヴ・リーヴス・レフト』をレコーディングする前の68年に制作された音源だという。音源は2009年に他界したシンガー・ソングライターでギタリストとしても有名だったジョン・マーティンの妻で、自身も歌手のビヴァリー・マーティンが所有しているもので、ビヴァリーはこの音源は楽しさいっぱいのものになっているとジ・インディペンデント紙に次のように語っている。「ニックはまだ若くて、楽しさでいっぱいのように聴こえるし、音に軽みもあって、ギターの演奏も文句のつけようのないほど素晴らしいものになってるのよ。ストリングスをわざわざ載せていくようなことなんて実は全然必要なかったということをよくわからせてくれる音源になっているのね」なおビヴァリーは、今回テープを手放すのは健康を害していて治療費に充てるためだと明かしているが、「ほかの人たちにもこの音源を楽しんでもらうべきだと思って」とも説明している。テープはオークション会社のテッド・オーウェン・アンド・カンパニーで7月31日に出品されるが、少なくとも25万ポンド(約4400万円)の値をつけるものとみられている。テープには未発表音源のほか『ファイヴ・リーヴス・レフト』にも収録された"フルーツ・トゥリー"、"サタデイ・サン"、"チェロ・ソング"の初期ヴァージョンも含んでいるとか。なお、今年に入ってからはニックの未発表曲"Reckless Jane"もネットで公開されることになった。この曲はニックとビヴァリーのコラボレーションで、1974年にヘイスティングスにあったビヴァリーの自宅で制作されたものだったが、ニックが同年11月に抗鬱剤の過剰服用で26歳で他界する前に制作した最後の音源の一つだったと言われている。その後、"Restless Jane"は4月にリリースされたビヴァリーのアルバム『The Phoenix and the Turtle』に収録されていることが明らかになった。(c) NME.COM / IPC Media 2014
