アジーリア・バンクス、インタースコープと契約解消し「インターポールに加入したい」

アジーリア・バンクス、インタースコープと契約解消し「インターポールに加入したい」

先月、ニュー・シングル"Wallace"のビデオ製作に入ったことを動画で報告していたアジーリア・バンクスだが、インタースコープ・レコードとの契約を解消したことが明らかになっていて、今後はインターポールに加入したいと語っている。

新世代女子ラッパーの中でも傑出した実力の持ち主として注目されてきたアジーリアは、インタースコープと契約し、デビュー・アルバム『Broke With Expensive Taste』の制作を進めていると2年近く伝えられてきていた。しかし、7月10日にアジーリアはツイッターでインタースコープとの契約が解消されることを次のように発表している。

「ようやく契約が抜け出せるところ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サプライズは実はこれだったの!!!!!」

「わたしなったから、自由に!!!!!!」

「『カラー・パープル』の最後のミス・セリーみたいな心境」

「やったね! これで14歳くらいからの夢だった、イケてるインディ女子になれるし!!!」

「14歳の頃の夢が全部叶い始めた感じ」

「あとはインターポールのメンバーになるだけで、わたしの10代の夢も完成する!」

アジーリアはもともとミス・バンクスとして"Gimme A Chance"をネットでリリースしたところ、これが大きな話題となってディプロの目にとまり、その後、XLレコーディングとのデモ制作作業に入ることになる。しかし、XLのオーナーでプロデューサーでもあるリチャード・ラッセルの介入を極端に嫌い、袂を分かつことになった。

その後、アジーリアは芸名を本名に戻し、自力で制作した"212"を2011年にネットでリリースし、これが英米で大きな注目を呼んで、その後、インタースコープとの契約とEP『1991』のリリースへと繋がった。その後はアルバム『Broke With Expensive Taste』に向けて、アデルらのプロデュースで知られるポール・エプワースとの制作が伝えられていた。また、アジーリアは"Yung Rapunxel"、ファレル・ウィリアムズを迎えた"ATM Jam"などのシングルをリリースしてきている。

なお、"Wallace"のリリースの行方については今のところ明らかになっていない。

"ATM Jam"のビデオはこちらから。

公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする