11月にリリース予定の最新アルバムの制作と並行して、デイヴ・グロールが監督を務める全8回のテレビ向け新作制作ドキュメンタリー作品の製作を進めていることが伝えられていたフー・ファイターズだが、同番組『Sonic Highways』が10月に放送開始となることが正式に発表された。

フー･ファイターズはニュー・アルバム制作の過程で、バンドやメンバーの活動と縁の深いオースティン、シカゴ、ナッシュヴィル、メンフィス、ニューオーリンズ、シアトル、ワシントンDC、ニューヨークの8都市を訪れ、各都市で1曲ずつ制作を進めていったという。

今回のテレビ・シリーズではデイヴがそれらの都市を代表するミュージシャンとのインタヴューを行っていて、バディ・ガイ、ドリー・パートン、チャックD、ギビー・ヘインズ、アラン・トゥーサン、ゲイリー・クラーク・ジュニアらが登場する。さらに、チープ･トリックのリック･ニールセンをはじめとした各地のミュージシャンとバンドによるセッション映像などがフィーチャーされることになるという。

番組は10月17日から米ケーブル・テレビのHBOで毎週金曜日に放送予定となっている。

なお、プロデューサーのブッチ・ヴィグは7月30日にツイッターでニュー･アルバムの制作が完了したことを次のように報告している。

「フー・ファイターズの新作については正式に完成したよ。ミキシングにぶっ続けで23日間かかったから! 大作だよ!!!」

さらにブッチは、アルバムのリリースが『Sonic Highways』の一月後になるとも明らかにしていた。