ヘンリー・ロリンズ、ロビン・ウィリアムズの自殺を批判したコラムについて謝罪

ヘンリー・ロリンズ、ロビン・ウィリアムズの自殺を批判したコラムについて謝罪

LAウィークリー誌のブログでの連載コラムで先頃急死したロビン・ウィリアムズについて自殺した人物に対して悲しい気持ちになどなれないと触れ、物議を醸したヘンリー・ロリンズが謝罪を表明している。

謝罪文は以下の通り。

「ここ9時間以上、俺は世界各地の人々からの手紙への返答を書いている。この怒りの大きさは尋常ならざるものだし、俺の意見では当然なものだと思う。

俺がLAウィークリー用に書いた自殺についての記事はたくさんの人たちの心を傷つけてしまった。これはどれだけ誇張しても言い過ぎにはならない事実だ。俺は手紙にはすべて目を通した。なかにはかなりの長文にわたるものもあり、そこに綴られた失望感や反感、そしてそのわかりやすさはとてもこたえるものだった。

俺が発言したことで誰かを傷つけたこと、そして実際に何人もの人を傷つけてしまったという事実は不本意なもので残念だ。そのようなつもりではなかったのだけれども、そういう結果にまさになってしまった。

以来、俺はすっかり落ち込んでしまっている。日によっては責め苦にさいなまれることもある。自分の見知っていること、経験してきたことをもってすれば、こんな間違いを冒さないように見極めもつくはずだったのに、それができなかった。俺は誰かがこういう形で亡くなったと知らされるとすさまじい怒りを感じてしまうのだ。怒りはその当人に向けられたものではなくて、その人物をそういう行為に踏み切らせたものや、誰も奇跡的にその人物を救えなかったということに怒りを感じてしまうのだ。

俺はなにも今受けている謗りを免れたいわけではないし、今回のことについての批判はいくらでも受けるつもりだ。もし俺の発言のせいで俺のことを見そこなったというのなら、それで当然だと思う。

今回のことでLAウィークリー用に書いた原稿もあって、それは月曜日に公開されるはずだ。

それは今みんなに知ってもらいたかったことについて書いてある。

今回のことでは深くお詫びします。心の底から申し訳なく思っています。そう言ったところでみんなにはなんの意味もないかもしれないけど、俺は申し訳なく思っています。完全に俺が悪かったです。俺は誰かを傷つけようなんてことには興味もないが、実際に人を傷つけてしまった。これを読んでくれてありがとう。ヘンリー」

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