レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを受け継ぐザ・ラスト・インターナショナル登場

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを受け継ぐザ・ラスト・インターナショナル登場

紅一点ベース・ヴォーカルのデリラ・パスとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマー、ブラッド・ウィルクを中心とし、8月27日にデビューアルバム『ウィ・ウィル・レイン』をリリースしたばかりのザ・ラスト・インターナショナルのインタヴューが『ロッキング・オン』10月号に掲載されている。

プロデューサーにブレンダン・オブライエンを、エグゼクティブ・プロデューサーにレイジのトム・モレロを迎えて制作されたアルバムはレイジさながら政治的メッセージが強く込めらた作品で、レイジの影響についてデリラは「もちろん受けている。高校生のときはRATMの歌詞を全部暗記してたぐらいだから。その影響で、ムミア・アブ=ジャマールの顔がプリントされたTシャツを学校に着て行って問題になったこともあって(笑)。政治的なことに興味を持つきっかけになったバンドであることは間違いないわ」と打ち明けている。

ブラッド・ウィルクはこの新しいバンドについて「まあ、政治的なバンドに関しては、自分もまったくのド素人じゃないからな(笑)。自分にとって、いろんな意味で慣れ親しんだ場所であるし、すごく理解してる分野で、このバンドの政治的主張には基本的には共感している。ただ、それがなにを意味するかを知ってるからこそ逆に躊躇はあった。『また性懲りもなく政治的なバンドを始めるつもりかよ?』って自分で自分にツッコミを入れたりして(笑)。ただ、今は政治的なメッセージを掲げてるバンドが少ないし、実際、世の中にはそうしたバンドが必要だと思う」と自身の考えを表明している。また、ブラッドは政治的なメッセージを掲げるバンドが少なくなった理由や、新しいバンドでの自身の立ち位置についても語っている。


『ロッキング・オン』10月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/108584

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
ザ・ラスト・インターナショナル『ウィ・ウィル・レイン』
\2,400+税 | EICP-1611
発売中

1. ライフ、リバティー、アンド・ザ・パースート・オブ・インディアン・ブラッド
2. ウィ・ウィル・レイン
3. ウォンテッド・マン
4. キリング・フィールズ
5. バトルグラウンド
6. ベイビー・イッツ・ユー
7. デヴィルズ・ダスト
8. アイル・ビー・オールライト
9. ファイア
10. 1968

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