今年のサマーソニックにも出演したクルーウェラからDJのレインマンことクリス・トリンドルがクビになったtとしてクリスはクルーウェラを相手取って訴訟を起こしているといい、ジャハーンとヤスミンがブログで現状についてコメントした。

クリスは9月にクルーウェラから脱退したことが発表されていたが、ここにきてクリスは不当にグループから追放されたとして最低でも500万ドル（約5億5千万円）の賠償を求めてジャハーンとヤスミン・ユーサフ姉妹を訴えたとビルボード誌が伝えている。

これに対してジャハーンとヤスミンはオフィシャル・ブログでクリスはあくまでも自分から脱退したはずで、クリスが訴えているようにアルコール依存症治療に伴う鬱のためバンドをクビになったわけではないとほのめかしている。

「ファンのみなさんには辛抱強く待っていただきたいです。わたしたちが真実をもって裁判に臨むまでは早急な結論に達さないようお願いします。この偽りの言い掛かり、特にクリスが自分からやめたのにわたしたちがクリスをクルーウェラから追放したという言い掛かりについて、きちんと反論できるまで詳細なことについては触れないようにとわたしたちのチームは指示されています」

「この手紙を書きながらもわたしたちはセカンド・アルバムの制作のためにスタジオに入っています。わたしたちと一緒に待っていてもらえればいずれ真実が明らかになります」

またヤスミンは自身のブログでも「クリスから直接、姉やわたしについての偽りの言い掛かりの数々を言われているのを読んで、これまで生きてきた経験でも一番深く傷ついた」と表明していて、やはり詳細については避けながらもファンの応援に感謝している。

その一方でヤスミンは8月18日のブログで特に誰についてとは特定しないまま次のように心境を吐露していた。

「ある種の人たちっていうのはどん底をついてもそれでまだ変わろうとしないものなのね。もうあまりにも暗いトンネルの奥の方に行ってしまって、自分の知っていたその人やかつてのその人の片鱗さえもう感じられなくて、その人が自分の人生からはもういなくなってしまったんだなあって気づかざるを得ないものなのね」

なお、クリスは8月15日と16日と17日に開催されたソニックマニアとサマーソニックでも不在で、ジャハーンとヤスミンはデュオとしてDJとヴォーカルをこなすことになった。