クリームのジャック・ブルースが他界

クリームのジャック・ブルースが他界

エリック・クラプトンとジンジャー・ベイカーとで結成したスーパー・グループ、クリームのヴォーカルとベースで有名なジャック・ブルースが10月25日に他界した。享年71だった。ジャックの家族は次のようにジャックの訃報を伝えている。「夫であり、父親であり、祖父であり、さまざまな形で伝説として知られ、わたしたちが愛してやまなかったジャック・ブルースが亡くなったことを家族としてお伝えしなければならなくなったことを大変悲しく思います。音楽界はジャックがいなくなってさびしくなりますが、ジャックは彼の音楽とわたしたちの心の中でこれからも永遠に生き続けることになるでしょう」ジャックはジャズのチェリストとしてキャリアを始め、その後活動の場をロックに転じると1966年にクリームを結成し、その後も世界的なロック・ミュージシャンとして活躍することになった。クリームは早くも68年には解散することになったが、ロックやロック・パフォーマンスのあり方に与えた影響は計り知れないと言われている。クリームの解散コンサートのドキュメンタリー映画のナレーションではバンドについて「クリームは活動を始めてから2年しか経っていないが、その活動期間の間に音楽を聴く人なら誰であっても有無を言わせないほど、ロックというジャンルの音楽的意義を自分たちだけで世に認めさせることになった」と解説しているが、これはあながち誇張とは言えないものだった。クリームにおけるジャックとジンジャーとの間の拮抗関係は熾烈を極めたことで有名だが、ジンジャーは次のようにフェイスブックでジャックのことを偲んでいる。「ジャック・ブルースという傑出した人物が亡くなったと知って俺は本当に悲しく思っています。この難局にあるご家族のみなさんに心からのお悔やみを申し上げます」ジャックは2001年に自身にとっての音楽の最大の魅力を訊かれて「歌だね。歌うというのは超越的な感覚を伴うんだよ」と語っていた。また、ジョン・リー・フッカーとの共演について次のように振り返っていた。「ジョン・リー・フッカーは死ぬ2週間前までライヴをやってたんだよ。俺もそんな風に人生を全うしたいと思ってるんだ」今年の3月には最新作『シルバー・レイルズ』をリリースしたばかりだった。
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