ガレージ・ロックのスタンデルズの元ベーシスト、ゲアリー・レインが肺がんのため他界

ガレージ・ロックのスタンデルズの元ベーシスト、ゲアリー・レインが肺がんのため他界

60年代に特に活躍したガレージ・ロック・バンドとして知られるザ・スタンデルズのベーシストのゲアリー・レインが11月5日に他界したことが明らかになっている。ゲアリーは1年半にわたって肺がんとの闘病を続けていたという。享年76だった。

ゲアリーの訃報はスタンデルズの現ラインナップのヴォーカルとキーボードのラリー・タンブリンがバンドのフェイスブックで明らかにしていて、次のようにゲアリーのことを偲んでいる。

「ゲアリーはスタンデルズのオリジナル・ベーシストで"Dirty Water"や"Sometimes Good Guys Don’t Wear White"などのヒット曲で演奏していて、『ザ・マンスターズ』やビング・クロスビーのテレビ番組、あるいは映画『クレイジー・ジャンボリー』などにバンドが出演した時にもバンドのメンバーでした。ゲアリーはきっと最も過小評価されているベーシストだといってもよく、そのソリッドなサウンドとスタイルは今日の多くミュージシャンに大きなインスピレーションとなってきています。口数少なく、謙虚な男でしたが、ぼくの記憶の中でゲアリーは巨人でした」

ゲアリーは本名をゲアリー・マクミランといい、1962年にロサンゼルスでラリーらが結成したスタンデルズに参加。バンドにとって最大のヒット曲のひとつとなった"Dirty Water"や"Sometimes Good Guys Don’t Wear White"を収録したアルバム『Dirty Water』のレコーディング後、66年に脱退した。その後、00年に復帰し、バンドの再結成イヴェントで度々演奏することになった。そうしたパフォーマンスにはボストンのフェンウェイ球場で行われた04年メジャー・リーグ・ワールド・シリーズ第2戦でのものもあったが、09年を最後にゲアリーはまたバンドを後にすることになった。ゲアリーの容体の悪化を聞いていたラリーはゲアリーをバンドの次回のライヴに特別ゲストとして招待することを予定していたという。

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