ポール・マッカートニーは1980年にジョン・レノンを銃撃して殺害したマーク・チャップマンについて「大バカ中最大の大バカ」と呼んでいる。
イギリスのテレビ局ITVの番組でジョナサン・ロスの取材を受けたポールは1980年12月8日に命を落としたジョン・レノンについて訊かれ、ザ・ビートルズそのものは険悪な形で終わってしまっていたが、ジョンが他界する頃にはもう水に流していたことを明らかにしたとザ・ミラー紙が伝えている。
「ザ・ビートルズ(の終わり方)には確かに刺々しさがあったよ。でも、ジョンが殺された頃、ぼくたちは友達に戻ってたんだ。お互いに電話を入れてはパンの焼き方のレシピとか交換し合ってたんだよ」
「ジョンが死んだ時、ぼくは自宅にいてね。電話を貰ってさ。あまりにもおぞましかったね。もうジョンがいなくなってしまったということをぼくは受け入れられなかった。とんでもないくらいにショックを受けたよ。もうジョンに会えなくなってしまったことがあまりにも悲しくてさ。それにジョンを殺したやつも大バカの中でも最大のバカだったし。政治的な動機から殺したわけでもなんでもないからね」
なお、ポールは自身が初めてゲームソフト『Destiney』用に書いた楽曲"Hope for the Future"について先頃語っていて、ユーザーの日常の中に自分の音楽を忍び込ませたいと説明している。なお、"Hope for the Future"は本日12月8日(月)にほかのミックスともにデジタルEPとしてあらためてリリースされた。
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