イマジン・ドラゴンズのダン・レイノルズが、ビルボード誌の取材で最新シングル“I Bet My Life”や来年リリース予定とされる新作について語っている。

まず、新曲“I Bet My Life”は彼が自分の両親との関係について歌った内容なのかと訊かれて、ダンは次のように答えている。

「ティーンエイジャーの多くがそうであるように、僕もあの当時、両親と衝突してばかりいた。僕の両親はすごく保守的な考えを持った人たちなんだ。だから、僕がミュージシャンになりたいと言ったときも、2人はそんなことは聞きたくないという感じだったと思う。でも、僕は昔からずっと家族のお荷物というか、いつも問題を起こしていたんだ。だから、この曲は僕の両親との関係を歌っているのと同時に、今まで起きたことのすべてを振り返って祝福しているような内容でもあるんだよ。今では、僕も両親も、お互いに違いは違いと認めて、それを乗り越えて、でもこうしてまだ関係が続いていることを喜びたいんだよね」

さらに、両親にこの曲を聴かせて、その内容について話し合ったのかと訊かれ、ダンは付け加えている。

「曲がリリースされる直前に、両親と一緒に座って、この曲を聞いてもらったんだ。そもそもティーンエイジャーのときに、僕が音楽を始めた理由がこういうこと、つまり自分では直接言えないことを曲に託すということなんだ。とにかく、この曲を2人に聴いてもらって、2人とも内容を察してくれて、それから僕が間接的にさらに付け加えて……お互いに、少しほろりときたよ」

新作については次のように語っている。

「ファンには、自分達では予想していないような内容、考えていないような作品を期待するように伝えているんだ。『びっくりさせるけど、絶対にかっこいいものになるから』とか、そういうことを言いたいわけじゃないけど、でも僕たちはそういう姿勢で取り組んでいるんだ。それに、僕たちが大好きなアーティスト、たとえば、ハリー・ニルソンやビートルズとか、常に変わって進化していったわけで。僕たちもそんな風に変化、進化していきたいんだ」

“I Bet My Life”の音源はこちらから。