レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作について、チャドがファンからの質問に答える

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作について、チャドがファンからの質問に答える

新作制作が進んでいると伝えられているレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、チャド・スミスが近況について語っている。ローリング・ストーン誌がツイッターで募集したファンからの質問をチャドにぶつけたところ、チャドは新作の制作状況について次のように語っている。「新作はいい感じで形になってきてるよ。曲もたくさん出来てるし、今はまだ名前を明かせないプロデューサーにいろいろけしかけられて、新しい音楽を作り出そうといろんな新しい試みをしてるんだ。『部屋にこもって曲をジャムってみんなで一斉に弾こうぜ』っていうプロセスはもうかなり充分やったかな。そのやり方でかなりの量の曲も書いたんだ。それからまた別なやり方をやろうとしてて、俺たちにはすごく挑戦的なものとなるし、バンドにとって新しい、刺激的な結果をもたらすことになると思うんだよね。これまでまるでやったことのないやり方で曲を書いてレコーディングもしてるから、新作はすごいものになると思うよ。全員で今回はなんかすごい飛躍を見せるかなって思ってるし、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとしてこれまでとはまるで違っててユニークなことをやれるかなって思ってるんだよ」さらにこの新しいアプローチについて次のようにも語っている。「今言えるのは俺たちは今これまでとは違ったアプローチを試みてて、それがこれまでとは違った結果を生むんだろうなということだけなんだ。このやり方でもっと新曲を書いていくことになると思うけど、でも、これまでのやり方でやってきたものでもう書き上がってる曲についてもちゃんと取りかかっていくことにもなるからね。ただ、そうやって書いたものにさらに新しいものが加わるということなんだ。だから、新しいプロセスなんだよ。この先どれくらいかかるかはわからないんだけど。来年には新作を出せるんじゃないかなと思うよ」また、チャドは自身が関わったレコーディングとして最も思い出深いものの一つとしてジョニー・キャッシュとのレコーディングについて次のように振り返っている。「ある晩、リック(・ルービン)がジョニーと『アメリカン・レコーディングス』の制作をしている時にセッションをやらせてもらえる機会に与かったんだよね。これはジョニーが歌とギターの弾き語りだけでやった初めてのレコードだったんだ。その後、やっぱりバンドでやってみたらそれもまた面白いんじゃないかってリックが思いついたんだよね。で、ある時、リックと飯を食うことになって、いきなり『おまえ今なにやってる? 今日の夜、ちょっとスタジオに来てジョニー・キャッシュとレコーディングしてみない?』って振られたんだよね。電話だったら、受話器がぶらぶらした状態でもう走って家を出てるって感じだよ。スタジオ一番乗りだったからね。スタジオには戸棚みたいなヴォーカル・ブースがあって、ジョニー・キャッシュがそのヴォーカル・ブースで眼鏡をちょっとずり下がった感じで鼻にかけながらギターを抱えてるんだよ。で、俺も歩み寄って、ほとんどぶるぶる震えてる12歳のガキみたいな感じだったんだけど、『キャッシュさん、俺チャドと言います、今日ドラムやらせてもらいます』って挨拶したんだ。するとジョニーは振り返ってあの声で『よろしく! ジョニー・キャッシュです』って言ってさ。もうさ、知ってるよって感じだよね。でも、すぐに俺の緊張をほぐしてくれてね。ほんとすげえいい人でさ、最初からずっと仲間だったような空気を作ってくれるんだよね。それからジョニーはこう訊いてきたんだよ、『今日の歌どう思う? ドリー・パートンにもらった曲で"バード・オン・ワイヤー"って曲なんだよ』ってね。それからいきなりその曲を弾き出して俺から30センチくらいのところで1曲まるごと歌って、終わって俺としては『すげえいいっす』みたいな感じなんだよ。それからまたこう言うんだよ。『で、次のはリックが知ってるダンジグのにいちゃんが書いたやつでさ、"サーティーン"っていうんだよね。リックはこれを俺にやらせたがってるんだよ。これについてはどう思う?』って全曲まるごとまた歌ってくれるんだよ。なんかさ、このヴォーカル・ブースでいきなりジョニー・キャッシュのプライヴェート・ライヴ状態になってるわけだよ。今会ったばっかりだっていうのに。ほんとにやさしくて、気さくで、鋭くて、おかしな人でさ。その晩は5、6曲やったのかな。一部はちゃんとその後のリリースにも使われたんだけど。ニール・ヤングの曲もやったんだよね。"孤独の旅路"だったな。ほかにも何曲かカヴァーをやったんだけど。あれは俺のキャリアの中でも最高の瞬間だったね。もしそんなものがあるとしたらね」
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