テイラー・スウィフトは自身の大ヒット曲"シェイク・イット・オフ"からの歌詞「This Sick Beat」を登録商標に申請していたことが明らかになっている。
先頃、自身のツイッターおよびインスタグラム・アカウントがハッキングされたことが話題を呼んだテイラー・スウィフトだが、"シェイク・イット・オフ"の歌詞の「You could have been getting down to this sick beat(このヤバいビートを楽しめていたはずなのに)」というくだりの中の「this sick beat」を商標として登録していたことが判明したという。
ほかにも「Cause we never go out of style(わたしたちが時代遅れになることはない)」、「Could show you incredible things(あなたにすごいものを見せられる)」、「Nice to meet you. Where you been?(初めまして、なんで今まで出会えなかったの?)」などといった歌詞も商標登録していたことが明らかになっているが、「T.S.」というイニシャルも登録したという。
もともとテイラーはマーチャンダイズだけでも莫大な売上を誇っていることはかねてから明らかになっているが、その分違法グッズを販売する悪徳業者も相当数に上っていて、「This sick beat」というフレーズを流用した違法商品だけでもかなりの数になるという。それを考えると実にまっとうな措置だと音楽サイトのステレオガムが解説していて、テイラーのビジネス手腕の確かさをまた証明する例のひとつだと評価している。