リック・ルービン、ジェイムス・ブレイク愛やジェイ・Zらとの楽曲制作秘話を語る

リック・ルービン、ジェイムス・ブレイク愛やジェイ・Zらとの楽曲制作秘話を語る

リック・ルービンはユーザーが歌詞の脚注や解説を書き込むサイトのジニアスでジェイムス・ブレイク、ジェイ・Z、ジョニー・キャッシュらの歌詞や楽曲の解説を提供している。

ジェイムス・ブレイクの"レトログレード"についてリックは次のように解説している。

「最近のレコードっていうのは、ものすごい、とんでもないくらいの重低音に、たまにハイハットだけが入ってて、あとは声だけっていうのがすごく多いんだよね。これって俺にはやっぱりジェイムス・ブレイクの影響が大きいと思えるんだ。俺としてはジェイムスはあらゆる人にものすごい影響を与えてると思うよ。アーティストのコミュニティの中ではみんなジェイムス・ブレイクが大好きだって俺も知ってるし。ジェイムス・ブレイクはすごいよ。いつだって俺は大好きだから。おまけにライヴだとアルバムよりさらによくなってるからね」

さらに自身がプロデュースを手がけたジェイ・Zの"99プロブレムス"については「この曲のヴァースについてはジェイはしっかり歌詞を書いて用意してきたんだよ。ジェイがなにかを書きつけてきたのを俺はこの時初めて見たんだ」と語っていて、たいていの場合、ジェイはそらで作詞していると説明している。

また、ジョニー・キャッシュによるナイン・インチ・ネイルズの"ハート"のカヴァーについては次のように語っている。

「(カヴァーする曲については)かなり説得しなきゃならない曲はたくさんあったんだ。でも、だんだんと俺がなにか強く感じた曲であれば、そういう曲はもうやるようになってくれたんだよ。それで聴いてほしい曲をまとめたCDを何枚も送ったものなんだけど、そういうCD数枚分の1曲目が"ハート"だったんだよ。この曲にはなんか感じたんだよね。ジョニーが歌詞が本当に強いと言っている姿が想像できたんだ」

リックの全コメントはこちらから。
http://genius.com/RickRubin

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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