ノエル・ギャラガー、サード・アルバムとなる新作をすでに半分仕上げてあると語る
2015.03.05 11:59
2月25日(水)に新作『チェイシング・イエスタデイ』をリリースしたノエル・ギャラガーだが、すでにソロ次回作の制作を半分近く済ませていることを明らかにしている。
ヴォーグ誌の取材に応えたノエルは、自身とノスタルジアについて次のように説明しながら、サード・ソロにすでに着手していることを漏らしている。
「歌詞的に過去を振り返ることなら俺だってたまにはやるよ。たとえば、"ザ・ダイイング・オブ・ザ・ライト"では過去を振り返ってるし、過去を振り返るような曲中キャラクターを使えばいいわけだよね。でも、俺個人は今だってもう次のアルバムの半分まで制作も終わらせてるんだから。つまり、ジミー・ペイジのことだって大好きだし、ギタリストとしても、人としてもファッキン素晴らしい人だけど、でも、ジミー・ペイジがやることといったら、寝ても覚めてもレッド・ツェッペリンのレコードのリマスタリングだけだからね。そうだろ? どうにかしろよっていう。仕事しろよ!」
その一方でビーディ・アイ解散後、リアムが励んでいるだろうことを次のように予想している。
「リアムはきっと今、至高のデザート・ブーツの開発にでも取り組んでるんじゃないの。スイスにはハドロン衝突型加速器という物理の実験施設があって、原子核の陽子をぶつけ合うとどうなるのかを調べる装置なんだけど、きっとリアムの自宅にもその装置があるんだよ。それで両端からデザート・ブーツを衝突させ合って、うまくいくと二つが融合して、これまで人間の手では作られたことのない完璧なデザート・ブーツが出来上がるんだよ」
なお、ノエルは先頃アルト・ジェイが好きになれない理由を「メンバーの一人が口髭を生やしてて、それはとうてい受け入れられない」と明らかにしている。
また、ノエルは先頃、エド・シーランについてはエドがウェンブリー・スタジアムのヘッドライナーを務める時代に生きたくないとこきおろしていたが、これは前言撤回している。自身がティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴのキュレーターを務めた際、エドに声をかけたところ結局、スケジュールの都合で断られてしまったが、その後エド本人からその翌年に電話があって一応予定は空けてあると伝えてきたことをノエルは明かしている。「そこまでしてくれたやつはあいつだけだったよ」とノエルは語っていて、「あいつはいい若者だし、今後一切けなしたりはしない」と宣言している。
なお発売中の『ロッキング・オン』4月号には、ノエル・ギャラガーの最新インタヴューと、2月2日にロンドンにて行われた新作お披露目ライヴの模様を追ったレポート記事が掲載中。
『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/119405
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