アメリカの経済専門誌フォーブスが毎年選出している世界で最も影響力のある女性100人のリストにエンタテイメント界からはテイラー・スウィフトとビヨンセが選出されている。
今年のリストでは最年少となったテイラーは64位につけていて、「シンガー・ソングライターのテイラーは350万枚という昨年度最高のセールスを記録した『1989』をリリースし、かつてのカントリー界の若手のホープというステイタスからポップ・スーパースターという座への移行を見事に果たすことに成功した」と紹介されている。
その一方でビヨンセはエンタテイメント界出身では最高位の21位につけている。フォーブスは次のように解説している。
「昨年、ミセス・カーター・ショー・ツアーの収益とアルバム『ビヨンセ』の緊急リリースの話題性とで昨年度のセレブリティ100人のリストの首位に輝いたビヨンセ。その後の1年も快進撃を続け、夫ジェイ・Zとのオン・ザ・ラン・ツアーは北アメリカでの19公演で1億ドルもの売上を記録し、1公演当たりの平均売上はザ・ローリング・ストーンズと並ぶものになった」
なお、ここ1年の影響力が最強だった女性はドイツのメルケル首相で、昨年に続く1位となった。メルケル首相は過去12年で10回リストに登場し、そのうち9回は1位に輝いている。また、今年の2位はヒラリー・クリントンだった。