9月18日(金)に23年ぶりのソロ新作『クロスアイド・ハート』をリリースするザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズだが、自身のソロの後にストーンズの新作制作に取りかかると語っている。
モジョ誌の取材を受けたキースは次のように今後のストーンズとしての活動の見込みを語っている。
「またレコーディングしてツアーをすることはあるのかって? 俺はそういうことになると思うよ。俺たちは今年はこれをやって、それからスタジオに入ることになるはずだよ」
さらにキースはミックがかなりストーンズの新作制作に乗り気になっていることを明らかにしていて、ツアーの打ち合わせでも次のように語ったという。
「ミックはまたレコーディングしたがってるんだよ。ミーティングでも本音をぼろっと出してたからね。『そろそろぼくたちもスタジオに戻ってなんかレコーディングする頃合いだと思うけどな』って言ってたから。俺としては『あれっ、今日はツアーについての話し合いだったはずだよね?』って驚いたんだけどね。でも、面白い兆しだっていうことだよ。今年の年末くらいだな」
また、ミックとの50年以上にわたる関係については次のように振り返ってみせている。
「ミックと俺はいつだって張り合ってみせてるんだよ。でも、俺の見方を言わせてもらうと、それが喧嘩だったことはないんだ。ミックはコントロール・フリークだからね、自分がヌーメロ・ウノ(一番)なんだと確信することが必要なんだよ。たいていの場合、俺はそれに合わせてるんだ。ストーンズにとってこれは間違った判断だとよっぽど思えた時以外はね……でも、時々真夜中に急に目が覚めて閃いた歌詞とかを書きつけては、『これはミックのために取っておこう』っていうこともしたりしてるんだよ」
さらに同じ取材でキースは「大麻は普段から吸ってて、早朝に紙で巻いたものを1本キメるんだ。カリフォルニアものに限るよね」と大麻は今もたしなんでいることを明らかにしていて、さらに大麻の合法化が進んでいるアメリカについて次のように語っている。
「なんか楽しいことのひとつはアメリカの地図を眺めることで、(大麻が合法化された)州がひとつずつ緑、緑、緑って塗りつぶされていく図でね……長い目で見てこれがいいことなのかどうか、俺にはわからないんだけどさ」