ファレル・ウィリアムス、マイケル・ジャクソンとの奇妙な遭遇について語る
2015.08.19 12:15
先週末のサマーソニックでヘッドライナーを務めたファレル・ウィリアムスは、プロデューサーとしてマイケル・ジャクソンと出会った時のことを振り返っている。
ファレルはアップル・ミュージックのラジオ放送ビーツ1で番組を持つ予定で、そのプレヴューでマイケルと遭遇した時のことを次のように回想している。
「マイケルには二度会ったんだ。部屋に入ってきた彼は、背が高くて、そこで佇んだままになっていると、ものすごい美人が二人さらに入ってきて、マイケルはその一人にキスをしたんだよ。で、そのままキスしてるんだよね。ちゅっと軽く交わすとかそういうもんじゃないんだよ。ものすごく真剣に口づけしてるわけ。女の子はどちらもブラジル人みたいな雰囲気の子で、俺も『すげえな! これは不意打ちの帝王だよ!』って驚いたよ」
その後、マイケルはファレルが提供した楽曲の採用を見送ったというが、「そのままその楽曲をジャスティン・ティンバーレイクに提供するつもりだったことには勘付いてない様子だった」とファレルは説明していて、その後それがもとでさらにマイケルと接触することになったと語っている。
「それでジャスティンとスタジオに入ったわけだよ。するとスタッフから『1番にお電話が入ってます。マイケル・ジャクソンさんです』って連絡が入って、誰のいたずらだよとか思って電話に出たわけ。すると、耳元でひたすらポップコーンをぽりぽり食べてる音がして、それでマイケルだってわかるんだよ。威圧の帝王だよね、きっと人心翻弄術を発明したのもマイケルなんだよ。それで『どう、元気? ジャスティンと仕事してるって聞いたけど? それはほんとによかったね。うん、いいものになるんじゃないの。セッションを楽しんで、それとジャスティンによろしく』って言ってきたんだ。それでジャスティンは『今の誰? マイケルなの?』って訊いてきて、俺も『マイケルってああいうことするんだよ』って答えたんだけど」