ザ・スペシャルズのトロンボーンのリコ・ロドリゲスが他界

ザ・スペシャルズのトロンボーンのリコ・ロドリゲスが他界 - 1976年作『マン・フロム・ワレイカ』1976年作『マン・フロム・ワレイカ』

ザ・スペシャルズのトロンボーン奏者として有名なリコ・ロドリゲスが9月4日に他界した。リコは体調を崩して入院していたロンドンの病院で息を引き取った。享年80だった。

リコはキューバのハヴァナで生まれたが、子供の頃にジャマイカのキングストンへ移住し、学校でトロンボーンを学び、50年代にはキングストンのスカやロックステディ・シーンで活躍し、トロンボーン奏者としての活動を続けた。プリンス・バスターなどさまざまなアーティストのレコーディングに参加していたが、60年代に入ると活動の場をイギリスに移すことになった。

1976年にはアイランドからソロ・アルバム『マン・フロム・ワレイカ』をリリースし、その後のイギリスのスカ・ブームではザ・スペシャルズの79年のファースト『スペシャルズ』に参加したことでそのトロンボーンが広く聴かれることになった。特にスペシャルズのヒット・シングルとなった"ルーディたちへのメッセージ"などはリコの代表的なパフォーマンスとして知られる曲となった。

その後もジュールズ・ホランドのリズム・アンド・ブルース・オーケストラの一員として活躍し、自らのバンドを率いてのフェスティヴァル出演なども積極的に行っていた。2007年にはその音楽的貢献を称えてMBE勲章を女王から叙勲されていた。スペシャルズは次のようにリコの死をツイッターで悼んでいる。

「ぼくたちの友人のリコが今日他界しました。ご遺族のみなさまには心よりお悔やみ申し上げます。リコの遺産はいつまでも輝き続けていくことでしょう。R.I.P.(ご冥福を)親愛なるリコへ」

また、スペシャルズのホラス・パンターはBBCの取材に「謙虚な人物で、とんでもないミュージシャンだった」とリコのことを振り返っている。

エルヴィス・コステロは次のようにスペシャルズがデビューした当時を振り返ってリコを悼んでいる。

「偉大なるリコを喪うことになり、ご遺族のみなさんとスペシャルズのぼくの友達のみんなにお悔やみ申し上げます。"ルーディたちへのメッセージ"でリコのトロンボーンを初めて聴いた瞬間のことが今でも忘れられないよ」

また、スカ・パンクの影響を強く受けたノー・ダウトのトニー・カナルは次のように追悼している。

「伝説のトロンボーン奏者にしてオリジナル・ルードボーイのリコ・ロドリゲス、R.I.P. https://t.co/314tYf2m2X
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