MONOEYES、三つ巴の友情が国境を越えた「Far East Union」完全レポート!

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MONOEYESが、台湾のFire EX.、韓国のTHORNAPPLEと共に3カ国をまわった合同ツアー「Far East Union Vol.1」。2015年9月17日、その日本公演が新木場スタジオコーストにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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とても意義深い、そして素晴らしい音と心を通わせた一夜だった。目下「A Mirage In The Sun」ツアーの最中でもあるMONOEYESが、台湾のFire EX.、そして韓国のTHORNAPPLEらと共に、三つ巴で3カ国を巡った合同ツアーのファイナルである。

この日のトップバッターは、2009年に結成された韓国のTHORNAPPLE。今年はサマーソニックにも出演を果たした(2012年にも出演している)バンドだ。現在はギタリストのハンを含めて4人編成となっており、けたたましいサイレンのSEを浴びて緊迫感を漂わせつつ登場。出だしから重厚かつテクニカルなサウンドを描き出し、ユン(Vo)の伸びやかでセクシーな美声も映える。2曲目のファンキーな“백치/Idiot”にオリエンタルな味わいを絡めてフィニッシュすると、シム(Ba)は「今日は、Far East Unionの最初の日(Vol.1、という意味だろう)なんだから、激しく行くのがいいんじゃないかと思って、やって来ました。最後までよろしく!」と流暢な日本語で挨拶してくれる。

ミニマルでひんやりとした音像から急激に燃え盛り、或いはサイケデリックブギーの沸々とした高揚感に4人が率先して身を任せエキサイトするなど、長尺の楽曲の中で多彩な演奏スキルを披露するさまが実にカッコいい。あくまでも、ライヴの熱狂を支えるためのスキルなのである。「んー、Fire EX.と、MONOEYESと、一緒にツアー出来て本当に嬉しかったです。ありがとう! ありがとう!」とユンも日本語で告げ、最新アルバム『Abnormal Climate VOL.2』から多くの楽曲が披露されたステージは、“시퍼런 봄/Blue Spring”の疾走で締め括られた。本当にカッコいいバンドなので、ぜひ触れてみて欲しい。

続いては、15年のキャリアを誇るFire EX.。MONOEYESの細美武士(Vo・G)が、公式サイト上で「台湾の英雄」と呼ぶ4人組である。フロアでは、赤地に白抜きで「火」の文字がデザインされたFire EX.の大きなフラッグも振られている。ヤクルトスワローズのユニフォームを着込んだサム(楊大正/Vo・G)は、「こんばんは新木場—! 俺たち、Fire EX.です! よろしくーっ!」と景気良く言葉を投げ掛け、“欲走無路/Going Nowhere”を繰り出す。ピュアでしなやかなグッドメロディに力強いハーモニーが添えられ、この上ない爽快感を描き出してしまうオープニングだ。

「I gotta sing a song of your country. Can you sing with me? Let’s get crazy! 行こうぜ!!」とサムが呼び掛けて放たれたのは、なんとHi-STANDARD“Stay Gold”のカヴァーだ。イントロ一発で、当然の大歓声である。ドラマティックで骨太な一曲“憂愁戀歌/Supernova Lover”には自然にOiコールが上がり、“頂樓天光/Sunrise on the Rooftop”では、美しいハードコア音響を振り撒きながらひた走る。サムが「この歌を、日本のみんなに贈りたいと思います。日本と、台湾は、友達!」と告げ、披露された最後のナンバーは、昨年のシングル曲“島嶼天光/Island Sunrise”。哀しみを携えながらも雄大に力強く広がるサウンドと、呼び掛けに応じて点灯される無数の携帯のライトの光景が、胸を熱くさせる。

そして、『スター・ウォーズ』のテーマに乗ってMONOEYESの登場である。“When I Was A King”によるいきなりの爆走でスコット・マーフィー(B・Cho)は高速スピンしながらコーラスを決め、一瀬正和(Dr)の鋭いフィルが煽り立てる“Do I Have To Bleed Again”へと連なる。「こんばんはMONOEYESです! 3バンドで旅してきて、結局、目にしたものは音楽の力だった!」と昂るままに挨拶する細美武士。海外勢2組をガイドするための前説は断固として拒否したらしく、2バンドとオーディエンスの真剣勝負を見届けて「結果、みんな大好きになっちゃったでしょ?」と満足げだ。

ならばMONOEYESも負けてられん、とばかりに“Cold Reaction”のヘヴィロックンロールでフロアを揉みくちゃにさせ、“Like We’ve Never Lost”では戸高賢史(G)のギターフレーズが宙空に鮮やかな像を結ぶようだ。「日本と、台湾は、友達!ってさあ、3つの言葉だけであんなに感動することないよ。韓国と日本、友達。韓国と台湾も、もちろん友達だ。ときどき気に食わない奴はいるけど(笑)、どっちかっつうと友達、みたいな感じ(細美)」「俺も、仲間に入れてくれる?(スコット)」「超仲間だよ! 寝返り打ったら、チンコ刺さるぐらい仲間だよ!(細美)」「あ、そういうのはないですよ(スコット)」と、下ネタ込みで笑えるくらいがいい感じである。

“My Instant Song”ではまんまとフロアを大きく波打たせ、“End Of The Story”の後に一瀬が「両バンドともナイスガイすぎて、知らない人とこんなに仲良くなるのかな、って。修学旅行みたいなツアーでした」と語ると、細美は来年以降、今度は香港のバンドも迎えて「Far East Union」を続けていきたいという展望を伝える。そして“グラニート”の温かい音のエネルギーに背中を押されると、細美はFire EX.が披露した“島嶼天光/Island Sunrise”が、台湾・中国間サービス貿易協定への抗議運動(台湾の学生たちが中心になって活動している)の学生たちの心情に寄り添った楽曲であることを紹介し、ここで歌詞の日本語訳をじっくりと朗読する。

その直後には、「この曲が反戦の歌だってことを忘れられる、笑っていられるようなところに、みんなで行きたいな」と告げて“Wish It Was Snowing Out”を届ける。本編最後には「子供の頃のお前らから、今のお前らに宛てた手紙の曲」と“Remember Me”が披露されるのだった。アンコールに応えたスコットは、「このツアーめっちゃ楽しいけど、僕の肝臓に優しくない…」と軽く嘆いたりもしていたが、最後に“Just A Little More Time”をプレイすると、THORNAPPLEとFire EX.の2組を招き入れてハグを交わしつつ記念撮影。3つの4ピースバンドのメンバーが入り乱れたまま横一線に並び、総勢12名で手を繋いで挨拶するのだった。「Far East Union」、絶対に続けていかなければならないイベントだ。(小池宏和)

●セットリスト

・THORNAPPLE (쏜애플)
01. 피난/Refuge
02. 백치/Idiot
03. 낯선 열대/Strange Tropics
04. 베란다/Veranda
05. 물가의 라이온/Lion On The Shore
06. 빨간피터/Red Peter
07. 시퍼런 봄/Blue Spring

・Fire EX. (滅火器)
01. 欲走無路/Going Nowhere
02. 天鳥/Free Bird
03. 同學會/After These Years
04. STAY GOLD
05. 憂愁戀歌/Supernova Lover
06. 晚安台灣/Goodnight Formosa
07. 頂樓天光/Sunrise on the Rooftop
08. 站在這裡/Standing Here
09. 島嶼天光/Island Sunrise

●MONOEYES
01. When I Was A King
02. Do I Have To Bleed Again
03. Cold Reaction
04. Like We’ve Never Lost
05. My Instant Song
06. What I Left Today
07. End Of The Story
08. Run Run
09. グラニート
10. Wish It Was Snowing Out
11. 明日公園で
12. Remember Me
(encore)
13. Just A Little More Time

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