デーモン・アルバーン、アデルとのディスり合いはメディアが仕掛けたものだと語る

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新作『25』がアメリカで早くも21世紀に入って最速最大のセールスを記録しているアデルだが、コラボレーションがうまくいかなかったデーモン・アルバーンはメディアに彼女との対立を仕掛けられていると語っている。

デーモンはアデルとコラボレーションを進めていたが「その音源が使われる見込みがあるかというと、あんまりなさそうだね」とうまくいかなかったことをこれまでに明らかにしていて、さらに彼女の新作については「中道を行った作品」だと説明し、「要するに、アデルはものすごく情緒不安定なんだよ。でも、あんなに不安に駆られる必要はないんだよね、まだあんな若いんだからさ」と語っていた。

これに対してアデルは「なんか結局は、『憧れの人に会うのはやめた方がいい』的な状況になっちゃったのね。一番悲しかったのは、わたしってずっとものすごいブラーのファンだったっていうことで。それなのにこういう悲しいことになって、デーモンとつるんでみたことを後悔してるの」と説明し、さらにデーモンに情緒不安定だと言及されたことについては次のように語っていた。

「わたしって自分の知る限りじゃ一番不安なんか抱えてない人間だから。わたしは子供がいながら業界に復帰することの心配事をいろいろ相談してみただけで、というのも、デーモンにも子供がいるからなんだけど、それでわたしのことを情緒不安定呼ばわりしてるってどういうこと?」

こうした応酬がメディアで伝えられていることについて、デーモンはアデルとの「論争」が行われていること自体が「事実とは違っているから」とロンドン・タイム・アウト誌に語っている。

「まったく信用のおけないことを平気で報じて、あたかも本当にあったかのようにみせかけといて、その反応を固唾をのんで見守っているっていう、こういうやり方については、本当によくやるよとしかいいようがないよね」

さらに今回の騒動についても「ぼくはツイッターでアクセス数5位になったんだよね……これほど悲しいことってないよね?」と嘆いてみせている。さらにザ・ガーディアン紙に掲載された自分のインタヴューを読んだ印象を次のように語っている。

「人は意地が悪いっていう意味では、いろいろわからせてもらえたよ」

なお、ブラーの今後の活動については、ザ・マジック・ウィップ・ツアーを終えたことは、活動休止のタイミングとしてはいいものではないかとも語っている。
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