幽玄で神秘的な歌唱が、近年多くの若手ミュージシャンにも影響を与えているポーティスヘッドのボーカル、ベス・ギボンズ。彼女のソロ活動が活発になってきた。
まず、5月17日に初のソロアルバム『ライヴス・アウトグロウン』をリリース、さらに7月27日にはフジロックにも出演する。待ち焦がれている方も多いだろう。
ロッキング・オン6月号では、ベス・ギボンズのソロアルバム『ライヴス・アウトグロウン』について4ページに渡る徹底解説を掲載。
2013年にドミノ・レコーズと契約して以降、10年以上の時を経て届けられた念願のソロデビュー作について、あらゆる角度から分析している。
デビュー当時30前だったベス・ギボンズは今では60歳近くとなり、今回のアルバムのテーマについても「50代は家族や友人、そしてかつての自分との別れの時があった」ことを着想源にしているようだ。また、「歌詞は私の不安や眠れない夜の熟慮の結果を映し出しています」とも述べている。
さて、その変化がサウンドにどのように表れているのか? このテキストをお供に、2024年のメランコリーを奏でる『ライヴス・アウトグロウン』の世界にどっぷり浸かってほしい。(つやちゃん)
ベス・ギボンズの記事が掲載されるロッキング・オン6月号