つい3日前にJAPAN JAMに出演していたヤングスキニーが、日比谷野音で単独公演を行った。1年前のJAPAN JAMでは最も小さいBUZZ STAGEでの出演だったが、今年はメインステージに出演。ヤングスキニーにとって、この1年は大きな変化の年だったはずだ。
それこそBUZZ STAGEに出演したときには、“本当はね、”のバズで知られるアーティストというイメージが大きかったと思うが、この1年の間にも着実に新曲を作り続けてきた。まるでリアルに五感を刺激するような生々しい日常風景・心理を描写する表現力と、感情を剥き出しにする攻撃力を兼ね備えた今のヤングスキニーは最高にロックだった。
「誰かを救うつもりはないよ。救われたいんだったら自分で探して」と相変わらずのかやゆー節が炸裂していたが、そんな救いを自ら見つけたファンの笑顔は眩しかった。(古閑英揮)
日比谷野音でヤングスキニーを観た
2024.05.06 23:28