60年代、70年代、80年代、90年代と続いてきたこのベストアルバムの特集シリーズ、もう終わりだろうと思った人が大半だと思いますが、いいえ、まだまだ行きます、00年代へ。
実際に今の音楽シーンにおいてはもはや00年代は過ぎ去った歴史としてリファレンスされる対象であって、その当時に生まれたスタイルやジャンルが元々どんな意味を持っていたのかを今振り返って検証する意味は大いにあります。
ビヨンセ、テイラー・スウィフト、アヴリル・ラヴィーン、リアーナ、レディー・ガガら女性アーティストの大躍進、リンキン・パーク、スリップノットらニューメタルの隆盛、ザ・ストロークス、ザ・ホワイト・ストライプスらガレージロックリバイバルの勃興、そしてヒップホップはさらに世界中に充満し、エモ/ポップパンクが爆発し、USインディがオルタナの裾野を広げた2000年代。もちろん2000年にレディオヘッドがアルバム『キッド A』で誰よりも見事にロックを解体した瞬間とその後の波紋の大きさは言うまでもありません。
今につながる大きな変化が起きていた2000年代を、100枚の名盤レビューとジャンル別考察、インタビューを通してじっくりと振り返ってください。
(編集長 山崎洋一郎)
<コンテンツ紹介>
■ 2000年代ロックアルバム100枚を徹底解説
■ リンキン・パーク インタビュー:マイク・シノダが明かす、00年代ニューメタルの舞台裏
■ アークティック・モンキーズ インタビュー:瞬く間に世界を席巻したデビュー直後、貴重インタビュー
■「 ジャンル別」考察
ガレージロックリバイバル、ニューメタル、エモ/ポップパンク、USインディ、ポップ/R&B、ヒップホップ
『特別企画 2000年代ロックアルバム100』の特集は、現在発売中の『ロッキング・オン』6月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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