04 Limited Sazabys、初ワンマンツアーファイナル名古屋公演レポ! 「誰一人置いていかない」
2015.12.12 21:40
04 Limited Sazabysが、メジャー1stシングル『TOY』を引っさげ、全国9ヶ所をまわった初のワンマンツアー「TOY tour 2015」のファイナルが今月10日にZepp Nagoyaにて行われた。
SEとともに、バンドのフラッグがステージに登場、大きな歓声とともにメンバーがステージに立ち、「名古屋の04 Limited Sazabys TOY tour ファイナル、はじめます!」と、ステージに現れたGEN (Bass / Vocal)、そしてHIROKAZ(Guitar)、RYU-TA(Guitar / Chorus)、KOUHEI( Drum / Chorus)、4人を超満員の観客が大歓声で迎える。
“Letter”で幕を開けた同公演は、「みなさんに生きる力を与えたいと思っています。」というGENのMCの通り、その場にいたオーディセンスの心をしっかりとらえる圧巻のライヴ。スモークとともにカラフルなライティングがステージに華を添え、フォーリミがど真ん中に出す音が客席に熱気をもたらし、渦をなしていた。
最新作『TOY』からの楽曲を含む、全27曲を本編で披露。“monolith”などキラーチューンの連打で、会場の熱気が最高潮に達し、“escape”“fiction”といった攻撃的かつ激しいロックナンバーではロックキッズたちがモッシュやダイブを繰り返す。“soup”“hello”など、GENの独自の世界観を歌で聴かせる曲の数々で拍手と歓声が上がった。そこには確かな進化を見せていた。
アンコールでは、インディーズの頃から大事にしてきた“Buster Call”、そして彼らの代表曲の一つともいえる“swim”で締めくくられる。笑いとともにメンバーそれぞれのキャラを印象付けた曲間のMCも含め、バンドの魅力を凝縮した2時間を最後まで楽しませていた。
「今日1800人位いると思うんですけど、誰一人置いていかないので、一緒にライブして、一緒にいいところ行きましょう。よろしくお願いします!」。GENが言ったこの一言が今日のライヴを象徴していた。この夜、04 Limited Sazabysが音に込めた思いは、例え小さなライヴハウスであろうが、巨大アリーナであろうが、今後も変わらないであろう。
■セットリスト
04 Limited Sazabys 「TOY tour 2015」 at Zepp Nagoya (2015年12月10日(木))
01.Letter
02.days
03.monolith
04.escape
05.medley
06.teleport
07.Do it Do it
08.nem...
09.in out
10.fiction
11.knife
12.me?
13.Any
14.Higher
15.Chicken race
16.labyrinth
17.No way
18.Now here, No where
19.Remember
20.Grasshopper
21.Lost my way
22.imaginary
23.milk
24.soup
25.hello
26.Terminal
27.midnight cruising
en1 Buster call
en2 swim