THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、LAMP IN TERREN、パノパナ競演「MASHROOM」レポ!
2016.01.18 19:00
THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、LAMP IN TERRENが所属するMASH A&Rの新春ライヴイベント「MASHROOM」が、今月17日、恵比寿LIQUIDROOMで行われた。
まずステージに登場したのは、昨年のオーディション「MASH FIGHT! Vol.4」でグランプリを勝ち取り、新たにMASH A&Rに所属することになったパノラマパナマタウン。 “パノラマパナマタウンのテーマ”からスタートし、続いて“ロールプレイング”で一気にエネルギーを爆発。グランプリ受賞の想いを語りながら「新しいロックの形を持ってきました」と“SHINKAICHI”を飛ばし、“いい趣味してるね”を披露した。
続く2番手はLAMP IN TERREN。幕開けの“メイ”で一気に拳が上がる。そのまま「跳べ、リキッド!」と叫び、“林檎の理”へ。「僕らも一歩ずつ進んでいくので、みなさんもついてきてください」と語気強く宣言した後に“緑閃光”を放つ。“multiverse”ではシンガロングを巻き起こし、ラストは“ワンダーランド”でフィニッシュした。
3番手に登場したのはTHE ORAL CIGARETTES。登場と同時に山中拓也が「そろそろウズウズしてきてんちゃう?」とフロアを挑発し、“mist...”で早くも熱狂のピークに。「テレビ越しとか画面越しにどうたら言う人がいるけど、ちゃんとライヴに来て歌ってる人そのものを見て欲しい。どん底見て這い上がった人間は強いから」という山中のMCに導かれ、“起死回生STORY”へ。「相手の言ったことに惑わされんな、自分で判断しろ!」と叫びながら、 “カンタンナコト”“狂乱 Hey Kids!!”とキラーチューンを叩きつけていった。
ラストを飾ったのはフレデリック。“峠の幽霊”からスタートしたライヴは、序盤で早くも“オドループ”のカードが切られ、リキッドルーム全体がダンスフロアへと変貌していった。“DNAです”“プロレスごっこのフラフープ”などが次々と放たれ、フロアの景色を変えていく。MCでは健司が初代オーディションで特別賞を獲ったこと=グランプリを獲れずに悔しい思いをしたことを振り返りながら(ちなみにその年のグランプリはTHE ORAL CIGARETTESだった)、最後は「特別賞は、フレデリックがオンリー1である証拠。フレデリックについてきてほしい」と吠え、そのまま“トウメイニンゲン”へ。大熱狂の中ライヴが終了した。
続くアンコールは、ORAL、フレデリック、LAMPのメンバー全員をシャッフルして結成された、この日限りのふたつのスペシャルバンドが登場。先行は、ヴォーカル三原健司(フレデリック)&松本大(LAMP IN TEREN)、ギター赤頭隆児(フレデリック)、ベースあきらかにあきら、ドラム中西雅也(ともにTHE ORAL CIGARETTES)から成る「MARK-D」(メンバー5人の頭文字です)がステージに上がり、坂本九の“明日があるさ”のカヴァーを披露。続いては「NON -DACRE」。メンバーは、2MCとして山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)&三原康司(フレデリック)、ギター鈴木重伸(THE ORAL CIGARETTES)&大屋真太郎、ベース中原健仁、ドラム川口大喜(ともにLAMP IN TERREN)がウルフルズのカヴァー曲“ええねん”を披露し、イベントは大団円を迎えた。