ローリング・ストーンズは激動の70年代後半をどう生き抜いたのか? メンバーと関係者の証言で振り返る

  • ローリング・ストーンズは激動の70年代後半をどう生き抜いたのか? メンバーと関係者の証言で振り返る - 『rockin'on』2016年3月号より

    『rockin'on』2016年3月号より

  • ローリング・ストーンズは激動の70年代後半をどう生き抜いたのか? メンバーと関係者の証言で振り返る - 『rockin'on』2016年3月号 発売中

    『rockin'on』2016年3月号 発売中

  • ローリング・ストーンズは激動の70年代後半をどう生き抜いたのか? メンバーと関係者の証言で振り返る - 『rockin'on』2016年3月号より
  • ローリング・ストーンズは激動の70年代後半をどう生き抜いたのか? メンバーと関係者の証言で振り返る - 『rockin'on』2016年3月号 発売中

2月3日(水)から南米ツアーを行い、ツアー後には新作レコーディングも噂されるなど、精力的に活動するザ・ローリング・ストーンズ。発売中の『ロッキング・オン』3月号には、ミック・テイラーの脱退(74年)、ロニー・ウッドの正式加入(75年)、キース・リチャーズの逮捕(77年)など、バンドにとって激動の時代となった70年代後半をどのように乗り越えたのか、メンバーと関係者の証言で振り返ったテキストが掲載されている。

特に1977年、キース・リチャーズはヘロインの不法所持で逮捕、さらには密輸や販売といった容疑までかけられることになり、一方では当時のカナダ首相夫人とストーンズのメンバーとの不倫の噂も持ち上がるなど、世間を騒がせた。しかし、そんな中ミック・ジャガーが探してきたスタジオで後に『女たち』としてリリースされるレコーディングが行われることになる。

危機的状況の中、実質的なプロデューサーとして同作の制作に関わったクリス・キムジーは、次のように当時を振り返っている。

「バンドにはものすごい緊張感が漂ってて、それはトロントの裁判がどう転ぶのか誰にもわからなかったから、これが最後のアルバムになるかもしれなかったし、キースが投獄されることも考えられたんだ。でも、ミックはすごく前向きにキースを支えてた」

さらにメンバー自身は次のように語っている。

「刑務所に入ってもキースはきっと曲は書き続けるはずだよ。他にやることないだろうし」(ミック・ジャガー)

「俺が身体をきれいにして戻ってきたら、ミックのバンドになってたんだ。そこで俺が割り込んでいかなくちゃならなくなって……その後の第三次世界大戦となったんだな!」 (キース・リチャーズ)

「僕の意見では、キースはきっとロニーをパートナーとして弾くのを好むだろうね。ロニーは人としてすごく魅力があるし、ユーモア・センスも抜群だからね」(チャーリー・ワッツ)

「丁稚を17年続けるというのはなかなかしんどいもんだったよ……」(ロニー・ウッド)

そのほか、正式加入したばかりだったロニーとメンバーとのケミストリーについてや、キースが実刑判決を逃れた奇跡の出来事など、彼らが激動の状況下でいかにバンドを存続していったのかがわかるテキストとなっている。

『ロッキング・オン』3月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/137924
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする