椎名林檎、12年ぶりホールツアー「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」を2/21放送


椎名林檎の12年ぶりの全国ホールツアー「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」のうち、2015年12月9日に開催された神奈川県民ホール公演の模様がWOWOWで独占放送されることが決定した。

ツアータイトルの「彼奴等」とは、ツアーに参加した、玉田豊夢(Dr)、鳥越啓介(Ba)、ヒイズミマサユ機(Key)、浮雲(Gt & Vo)、名越由貴夫(Gt)、村田陽一(Trombone)、西村浩二(Trumpet)、山本拓夫(Sax・Flute)というスペシャルバンド「MANGARAMA」のことを指す。

当日は、「MANGARAMA」の文字が刻まれた御札のような物体が宙を舞う暗闇の中央から、椎名が登場。“凡才肌”、 “やさしい哲学”、“いろはにほへと”を歌唱、“尖った手口”の終盤には虚無僧に扮したMUMMY-D(RHYMESTER)が参加、その後“労働者”へと突入した。さらにライヴ中盤で椎名林檎は、“本能”のリリース時のビジュアルを彷彿とさせるナース服で、コケティッシュなダンスも見せた。

そのほか、最新アルバム『日出処』の収録曲“走れわナンバー”や、東京事変の楽曲“群青日和”に、多くのリスナーへ自身の存在感を鮮烈なまでに刻み込んだ“罪と罰”など、新旧のナンバーにコラボ曲や他のアーティストへの提供曲に加えて、“至上の人生”、“神様、仏様”、“長く短い祭”という最新シングル曲まで披露された。

黄泉と娑婆とを自由に行き来する椎名と彼奴等のパラレルな百鬼夜行は、“NIPPON”で大団円を迎えた。楽曲に合わせて次々とフォーメーションを変える4基の大型のLEDスクリーンへ映し出されるウイットに富んだ数々の映像。和装に洋装、モードにセクシーと様々に表情を変えていく衣装の早替えなど、どの角度から観ても見どころしかないスペクタクルなライヴだった。

番組の詳細は以下の通り。

●番組情報
『椎名林檎ツアー「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」』
放送日:2016年2月21日(日)夜9:30 [WOWOWライブ]
収録日:2015年12月9日
収録場所:神奈川 神奈川県民ホール
番組特設サイト:http://www.wowow.co.jp/music/ringo/