WANIMA、念願のモンパチとの2マンでロングツアー見事完走!完全燃焼の一夜をレポ!

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  • WANIMA、念願のモンパチとの2マンでロングツアー見事完走!完全燃焼の一夜をレポ! - MONGOL800

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2016年2月27日、WANIMAによる全国ツアー「Are You Coming? Tour」の最終公演が、Zepp DiverCityにて行われた。RO69では、この模様をロングレポートにてお届けする。

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昨年11月21日の渋谷TSUTAYA O-WEST(ライヴレポートはこちら→http://ro69.jp/live/detail/135625)からスタートして、追加を含めた全32公演がソールドアウト。各地でライヴの猛者たちと対バンを繰り広げてきた「Are You Coming? Tour」ファイナルの舞台は、ゲストアクトにMONGOL800を迎えたZepp DiverCityである。これまでに、WANIMAがライヴ前のサウンドチェックで何度もモンパチ曲をぶっ放していたことを思い返すと、とても感慨深い対バンだ。

先攻は先輩格のMONGOL800。まずは、「WANIMA、Are You Coming? Tourファイナル、はーじめーましょーっ!」と上江洌清作(B・Vo)が宣言して沸かせる。肩の力が抜けていて、軽やかに鳴り出すサウンドがあっさりとオーディエンスを巻き込んでゆくさまは、逆に彼らの底知れない懐の深さをひしひしと感じさせていた。フラッシュライトの中、儀間崇(G・Vo)が鋭いカッティングを鳴り響かせて始まる“あなたに”では、2階席の一帯にまで掌が揺れる。

無駄な力みが無いからこそ、故郷・沖縄の歴史に思いを馳せるエモーショナルなナンバーも、ストレートに胸に飛び込んでくる。「ちゅらかーぎー(かわいこちゃん)、どれぐらいいますか?」やら「みなさん、私語を慎まないでください!」だのと親密なムードを作り上げ、コール&レスポンスから飛び込む“小さな恋のうた”では、ゲストアクトだろうがお構いなしにフロアに歌詞を丸投げするという鉄板パフォーマンスだ。「11月にモンパチのイベント(What a Wonderful World 16)があるんだけど、公の場でオファーしちゃってもいいすかねえ?」という話題も飛び出していた。ここはぜひ、正式な出演決定のニュースを待ちたいところだ。

さあ、お馴染みスキャットマン・ジョンの賑々しいSEで飛び出してくる3人。「やっぱりどう考えても、日本で一番、MONGOL800とお台場が好き! WANIMAです!!」とKENTA(Vo・B)が名乗りを上げ、KO-SHIN(G・Cho)とFUJI (Dr・Cho)のハーモニーワークもくっきりと立ち上る“ここから”、そして“夏の面影”という『Are You Coming?』と同様のオープニング2曲を届けてくる。KO-SHINのコーラスエフェクトを加えたようなギターの鳴りは以前よりもグッと深みを増し、FUJIがメロディを突き飛ばして進むようなビートの推進力も明らかに強力になっている。

骨太な旋律で物語性を伝える“エル”の後、FUJIが前線に出てきて大塚愛“さくらんぼ”を(途中から長渕剛の声マネにスイッチして「あなたとあたし 桜島ー♪」と)熱唱して笑いを誘う一幕へ。KENTAは例によって「ワンチャン」の説明をまくしたてつつ、「小さい子おる? けっこうおるねえ。小さい子向けに言うと、お台場でレインボーブリッジやけ、ブリッジごっこやね!」とダメな下ネタ方面に暴走しているわけだが、MVでは激しい炎に巻かれながらの演奏を見せた“リベンジ”は、バックドロップに描かれたガイコツKENTAのサングラスと歯が光り、「どれだけ今日を楽しみにしてきたか、勝負や!!」と燃え上がるのだった。

猛烈な勢いでオーディエンスと思いを分かち合う“Japanese Pride”や、ワンチャン狙いの情熱が吹き上がる“いいから”と、シンガロングが止まらない時間帯。“Hey Lady”は初っ端から歌声を預けて爽快に駆け抜けていった。一方で、レゲエグルーヴを練り上げてゆく“SLOW”は、より遠く、広く、オーディエンスを捕まえようとするWANIMAの成長を窺わせるプレイになった。個人的に、『Are You Coming?』の中では当初“いつもの流れ”や“Japanese Pride”が好みだったのだが、次第に“エル”や“SLOW”のじっくりと染み渡るエモーションの方が好きになってきたので、この確かな手応えのパフォーマンスはとても嬉しいものになった。

“TRACE”では、僕のそばでステージを見つめていた小さな男の子もしきりに飛び跳ね続けている。「俺が東京出てきて、お客さんが2、3人の頃から歌ってる曲、歌ってもいいですか?」と投げかけられた“THANX”もまた、熱いシンガロングを誘っていた。“雨あがり”、そしてKO-SHINのギタープレイがひときわ燃え盛る“BIG UP”と、若い苦悩も性衝動も等価に、リアルに共有させてくれるWANIMAのプレイが続く。

「俺とKO-SHIN、4歳の時から一緒やけど、バンド組んでコピーとかして、ずっと好きだったMONGOL800、呼ぶことが出来ました!」と思い入れたっぷりに語るKENTA。そしてついにファイナルを迎えたツアーについては、ステージのひとつひとつをオーディエンスと作ってこれたことを告げ、「メンバーが忘れかけていたことも、もらったメッセージとか手紙とかで思い出すことが出来ました。この恩は必ず、音楽で返します。『Are You Coming? Tour』は一旦終わりますけど、WANIMAはこれからも続いていくんで、迷うことなく後腐れなく、進んでいきたいと思います!」と、かつてないほど頼もしい口調で約束を残してくれた。

万感の“1106”から“また逢える日まで”で本編は見事締めくくられたのだが、当然のアンコールに笑顔まみれで再登場すると、《「何かあったらいつでも待ってる帰っておいで」》のフレーズを強調しつつ“HOME”が繰り出される。“つづくもの”では「ラストー!」と言っていたくせに“昨日の歌”まで詰め込んで(でも大好きな曲なので嬉しかった)、17曲を一息に駆け抜けるようなステージは終わった。一本締めの音頭を託されたKO-SHINは、「お前は笑ってるだけでいいけ」というKENTAの声も今回ばかりは振り切って、「一言言わせてください。本当にありがとうございました! これからもよろしくお願いします!」と挨拶して、オーディエンスの喝采を浴びるのだった。(小池宏和)

●セットリスト

01. ここから
02. 夏の面影
03. エル
04. リベンジ
05. Japanese Pride
06. いいから
07. Hey Lady
08. SLOW
09. TRACE
10. THANX
11. 雨あがり
12. BIG UP
13. 1106
14. また逢える日まで
(encore)
15. HOME
16. つづくもの
17. 昨日の歌

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