ジェイムス・ベイ、ヒット曲“Hold Back the River”のテーマとストーンズ愛を語る
2016.04.04 10:00
3月に大阪と東京で初の来日公演を行い、8月にはサマーソニック2016への出演が決定しているジェイムス・ベイ。現在発売中の『ロッキング・オン』5月号には、この来日時のインタヴューと東京公演のライヴ・レポートが掲載されている。
昨年母国イギリスでリリースされたデビュー・アルバム『カオス&ザ・カーム』がグラミー賞の最優秀ロック・アルバム賞にノミネートされるなど、注目を浴びているが、ギターを手にしたのは11歳だという。インタヴュー中に、今そのギターを練習し始めた頃の自分に言葉をかけるとしたら?と問われると、以下のように答えた。
「『今ここで起きていること、すべての瞬間をできるかぎり楽しめ』ということだね。その時々を満喫することを優先して、これから何が起きるかについてはあまり考えすぎないほうがいい、と言いたいな。そこは“ホールド・バック・ザ・リヴァー”のテーマにもつながっているんだ。あの曲が訴えていることは2つある。1つは、いつも望むものすべてを得られるわけじゃないから、それを受け入れるということ。でもそれと同時に、今手にしている以上のものを求める気持ちも大切だということだね」
また、ギタリストとして1日だけ参加できるなら「もう、ローリング・ストーンズしかないよ」と言い、「もし1972年のストーンズに入れたなら、と思うと……それが僕の夢だし、もし叶ったなら最高だなあ、って思うんだけど(笑)」と明かしている。
その他にも、アルバムのオープニングを飾る“クレイヴィング”について、シンガー・ソングライターとしての時代の考察など、ジェイムス・ベイの誠実な人柄や楽曲のテーマがよくわかるインタヴューとなっている。
『ロッキング・オン』5月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/141129