アニメーションと音楽の理想的な結びつきを体現し、過去30年以上続いてきたアニメシリーズの最新作、『マクロスΔ』を本日7月19日(火)発売のCUT8月号が、全22Pのボリュームで大特集している。
描き下ろしの表紙&イラストと共に、誌面には劇中の戦術音楽ユニット・ワルキューレの歌を担当するメンバー5人が登場。すでに大ヒットを記録中のファーストアルバム『Walküre Attack!』のことや作品への深い愛情、そしてそれぞれのパーソナリティとメンバー同士の関係性について、個別インタビューと全員集合の座談会でたっぷりと語っている。
また、特集には『マクロス』シリーズの生みの親である総監督・河森正治のロング・インタビューも掲載。『マクロスΔ』という作品や今回のヒロインをワルキューレというユニットに設定したことについて、こう語っている。
「現実の世界でも、ソロアイドルが非常にヒットしにくい時代になりましたよね。(中略)昔のアイドルはスクリーン越しの遠い存在、まさに偶像としてのアイドルだったのが、次第に個人よりも関係性を見せるほうにシフトしているんだろうなと」
歌と戦闘と恋愛の三角関係という3つの要素をシリーズの主軸にする『マクロス』の伝統を守りながら、さらなる多様性を取り込んで時代のカオスと正面から対峙する『マクロスΔ』。
2期が始まったばかりの今だからこそ、ぜひ多くの人に読んでほしい記事だ。
CUT 2016年8月号
http://ro69.jp/product/magazine/detail/145681