トゥー・ドア・シネマ・クラブ、1枚のアルバムを何度も聴き続けることの意味を語る

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、1枚のアルバムを何度も聴き続けることの意味を語る - 『rockin'on』2016年11月号 トゥー・ドア・シネマ・クラブ インタビュー掲載

    『rockin'on』2016年11月号 トゥー・ドア・シネマ・クラブ インタビュー掲載

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、1枚のアルバムを何度も聴き続けることの意味を語る - 『rockin'on』2016年11月号 発売中

    『rockin'on』2016年11月号 発売中

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、1枚のアルバムを何度も聴き続けることの意味を語る - 『rockin'on』2016年11月号 トゥー・ドア・シネマ・クラブ インタビュー掲載
  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、1枚のアルバムを何度も聴き続けることの意味を語る - 『rockin'on』2016年11月号 発売中

8月にサマーソニック2016で来日し、10月14日(金)にはニュー・アルバム『ゲームショー』をリリースするトゥー・ドア・シネマ・クラブ。現在発売中の『ロッキング・オン』11月号には、サマソニ来日時に行なわれたインタヴューが掲載されている。

新作『ゲームショー』は、2012年の『ビーコン』以来4年ぶり、3枚目のアルバムで、バンドとして長期の活動休止期間を経ての作品となった。制作過程について、ヴォーカルのアレックスは以下のように答えた。

「今作に至る過程でかなり苦しい時期もあったけど、ただ実際にスタジオに入ってアルバムを作る作業自体はすごく自然で、ある意味楽ですらあったね。というのも、一番大変な作業は実際に制作に取りかかる前には終えていたんだ。それはすなわち、しばらくバンドから離れて休みを取るってことであり、そこで自分の中でのバランスを取り直すというか、バンドと関係のない人生を生き直したんだ。それまでの生活から一歩離れてみることによって、世界について、自分自身について、新たに多くを知ったというか」

また、ポップ・ミュージックが消費されていく傾向にある現シーンで、アルバムを作ることの意義について、ギターのサムは以下のように答えた。

「たしかに、今の時代にアルバムを作る意義は完全に失われているのかもしれないね。ただ、僕達がバンドをやっていることの元々のルーツというか始まりは、やっぱりアルバムにあるから……1枚のアルバムを手にするためにお金を貯めて、また何ヶ月か後に別のCDが買えるようになるまでその1枚のアルバムを何度も聴き続けるっていう。それが自分達と音楽とのそもそもの関係性なんだよね。だから、たとえどんなにアルバムっていう形が今の時代においてまったく有効でなかったとしても、自分達にとっては意味があるんだ。アルバムという一つの世界観の中にどっぷり浸るっていう経験をいまだに求めているわけだよ」

その他、制作にあたりインスピレーションを受けた映画やミュージシャン、ポップ・ミュージックについての自身の見解など、バンド・メンバー全員で答えたインタヴューとなっている。

また、来年2017年1月には単独公演を行うことが発表されている。

公演の詳細は以下の通り。

●ライブ情報
「TWO DOOR CINEMA CLUB JAPAN TOUR 2017」
大阪
2017年1月10日(火) なんばHatch
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET:1F スタンディング/2F 指定 ¥6,500(税込/別途 1 ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:9/10(土)
<問>キョードーインフォメーション 0570-200-888

東京
2017年1月12日(木)、13日(金) 新木場スタジオコースト
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET オールスタンディング¥6,500(税込/別途 1 ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:9/10(土)
<問>クリエイティブマン 03-3499-6669

更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
https://www.creativeman.co.jp/event/tdcc2017/

『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143349
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