クラフトワーク、ブエノスアイレスのシンセサイザー使用イベントの禁止令のため同市での公演が中止へ


クラフトワークがアルゼンチンのブエノスアイレスで行う予定だったライブが、同市が現在施行している条例によって許可が降りていない状況であることがわかった。

この条例は、シンセサイザーやサンプラーを用いたエレクトロニック・ミュージック関連のイベントの開催を当面禁止とするというもの。ブエノスアイレスでは今年4月に開催されたダンス系イベント「Time Warp Festival」において、5人の観客が薬物過剰接種によって死亡しており、その事件を受けて当面の処置として施行されたものとなっている。

クラフトワークの同市でのライブは11月23日に市内のルナパーク・スタジアムで開催予定となっていたが、現在ライブの開催は不可能な状況となっており、中止、もしくはブエノスアイレス市以外での開催となる可能性が高いという。