オール・トゥモローズ・パーティーズのオーガナイザーが夢見る「この人にキュレーターやってほしい」リスト

オール・トゥモローズ・パーティーズのオーガナイザーが夢見る「この人にキュレーターやってほしい」リスト - クラフトワーク 1978年作 『人間解体』クラフトワーク 1978年作 『人間解体』

毎年アーティストやクリエイターをキュレーターとして起用してラインナップや企画を決めていくフェスティヴァル、オール・トゥモローズ・パーティーズだが、オーガナイザーのバリー・ホーガンが自身にとっての夢のキュレーターを明らかにした。

今年で10周年記念を迎えるこのフェスの取材を受けたホーガンはNMEに自身がキュレーターとして個人的に招聘したいのはクラフトワークか映画監督のウェス・アンダーソンであることを明らかにした。

「ウェス・アンダーソンかクラフトワークみたいな人に来てもらってキュレーターをやってもらえたら本当に嬉しいけどね」とホーガンは語り、それからクラフトワークやアンダーソンについて「すごい大ファンなんだよ」と明かしている。

また、毎年のキュレーターの選出については「なんかいろんな思いつきのサッカーみたいなものなんだよね。たくさんのファンを想定して考えていくんだよ」と語り、決定するまでいろいろルーティンがあると説明する。

「でも、基本的にぼくはATPを結婚式のようなものだと考えてるんだ」とホーガンは語る。「だから、理想をいえば、観に来てくれる人たちについては全員招待したいところなんだよね。一番重要なのは、このフェスはキュレーターがミックステープをぼくたちのためにステージ上で作ってくれているっていうところが本質的にあるわけだよ。どのキュレーターについても、ぼくたちが全面的に内容を保証するというものにしたいのも確かだし、そういう意味じゃこれまですごく幸運だったと思うよ」。

サマセット州マインヘッドにあるバトリンズ・ホリデイ・キャンプでは12月3日から5日にかけてゴッドスピード・ユー・ブラックエンペラーがキュレーターとなる「ナイトメイア・ビフォア・クリスマス」が開催される。その後は12月6日から9日にかけてエイモスがキュレーターとなる「イン・ビトゥイーン・デイズ」、さらに12月10日から12日にかけてはベル・アンド・セバスチャンがキュレーターとなる「ボウリー2」が開催される。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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