主演 森田剛×演出 鄭義信、舞台『すべての四月のために』上演。共演に臼田あさ美ら

主演 森田剛×演出 鄭義信、舞台『すべての四月のために』上演。共演に臼田あさ美ら
森田剛が主演する舞台『すべての四月のために』が、11月より東京、京都、北九州で上演される。

同作は、映画『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』の鄭義信が新たに書き下ろした作品。今回の舞台は、第二次世界大戦下の朝鮮半島近くに浮かぶ島で、理髪店を営む朝鮮人一家(夫婦と四姉妹とその夫)と、彼女らを取り巻く、朝鮮人、日本人軍人たちの物語となっている。

なお、主演の森田剛は、四姉妹の次女の夫ながら、長女への想いを断ち切れず複雑な思いに揺れる粗野な男・萬石(まんそく)を演じる。そのほか、臼田あさ美、西田尚美、麻実れいなどが共演する。


【森田剛 コメント】
約1年半ぶりの舞台に、以前からご一緒したかった鄭義信さん作品に出演させていただくということで今から楽しみです。鄭さんが描かれる人々は、辛い状況下でも明るく、生きていくことの逞しさや強さを持っていてとても魅かれます。今回は戦時下の朝鮮半島の小島に住んでいる家族の話ということですが、いつの時代も変わらない家族というものをテーマにしっかり演じていければと思っています。

【鄭義信 コメント】
森田君(君などとは失礼かもしれないけれど、やっぱり君って感じなのです)の舞台でのたたずまいを見ていると、僕は木蓮を思いおこします。あの高い梢に白い大きな花を咲かせる木蓮です。僕が描こうとしているのは、歴史の波の中で翻弄されながらも、必死で生きようとする、ささやかな家族の物語です。その中で、彼がどんな花を咲かせてくれるのか、今から楽しみにしています。



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